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漱石と三人の読者 講談社現代新書

石原千秋(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2004/10/20
JAN 9784061497436

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商品レビュー

3.8

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

果たして文学作品に籠…

果たして文学作品に籠められた、作家の「読者意識」は読み取れるのか。独特の切り口によって、再描写された漱石の世界から、漱石が意識したであろう「読者の姿」を読み取る。そしてそれは、現代の我々を写す鏡にもなりうるものであったのだ!

文庫OFF

2023/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

弟子たちとの空気感、新聞連載の読者を飽きさせない工夫や、世間の流行、ライバル社の小説を意識していたりと、今の読者が作品をただ読んでいるだけでは知り得ない情報・考察が書かれていて大変興味深かった。 私の好きな『門』は読者をあまり意識していないと考えられているようで、苦笑した。そんな力無い文字しか書けないような状態で仕上げた作品だったとは。 『三四郎』の美彌子と野々宮の隠された物語の話が特に面白かった。 これらを踏まえた上でもう一度漱石を読み直したら、また違った感想を持つのかもしれない。普段とは違う読書の楽しみを得られそうだ。

Posted by ブクログ

2015/11/07

151107 中央図書館 漱石テクストへの没入スタンスが伝わってくる。いまなお「国民的」作家という「記号」として漱石は語られるが、実際の読者は甚だしく減少しているに違いない。特に漱石が生きた時代背景「近代」が、21世紀のフツーの若い読者にとってみれば、どうでもいいことであり、漱石...

151107 中央図書館 漱石テクストへの没入スタンスが伝わってくる。いまなお「国民的」作家という「記号」として漱石は語られるが、実際の読者は甚だしく減少しているに違いない。特に漱石が生きた時代背景「近代」が、21世紀のフツーの若い読者にとってみれば、どうでもいいことであり、漱石の小説に惹かれるとは思えない。 『三四郎』、『虞美人草』、『こころ』を取り上げて、漱石が読者として想定していた層がどういうものか、という視点から、当時の時代背景も踏まえて漱石が何を書こうとしたか、を一般の近代日本小説ファンにあてて解説したものといえる。 巻末の漱石全小説の「あらすじ」は、さすが。こういうふうに要約するのか!

Posted by ブクログ

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