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富岳百景図録

葛飾北斎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 芸艸堂
発売年月日 2004/01/14
JAN 9784753802012

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2011/06/20

ぱらぱらと楽しく見ていて、でも、あれ? 「凱風快晴」がない、「神奈川沖浪裏」がない・・・? ・・・よく考えたら『三十六景』と混同していた(^^;)。 こちらは『三十六景』の後に出た102枚の不二の図。知名度は落ちるかもしれないが、こちらも楽しい。 「登龍の不二」、「夕立の不二」...

ぱらぱらと楽しく見ていて、でも、あれ? 「凱風快晴」がない、「神奈川沖浪裏」がない・・・? ・・・よく考えたら『三十六景』と混同していた(^^;)。 こちらは『三十六景』の後に出た102枚の不二の図。知名度は落ちるかもしれないが、こちらも楽しい。 「登龍の不二」、「夕立の不二」、「村雨の不二」、「木枯の不二」、「羅に隔たるの不二」、「網裏の不二」の大胆かつ斬新なアイディアに目を奪われる。 驚いたのは「鳥越の不二」。これは、天体観測だよなぁ・・・?と思ったら、描かれている装置は渾天儀。浅草・鳥越の天文台を描いたものだそうだ。天文台は元々、『天地明察』の渋川春海の時代に牛込に作られ、その後、何度か移転し、浅草に移されたものらしい。へぇぇ。 よくわからなかったのが「宝永山出現」。何か、家屋敷がしっちゃかめっちゃかになって、人々が逃げ惑ったり下敷きになったりしている。こちらは江戸中期に富士山の斜面で起きた噴火のさまであるらしい。なるほど、「其二」では富士山の斜面にこぶができている。 富士山を描きながら、当時の出来事や風俗も織り込んでいて、眺めているだけで楽しい。 「月下の不二」の怪しい犬、「福禄壽」の怪しい鹿(?)は裏に何か意味がありそうだけれど、よくわからず。 「不二の麓」は富士山の麓の生活の様子を描いているものなのだろうが、右から二番目の人の笠が不二の形にそっくりでお茶目だ。 北斎の絵は、大きな明るさを感じさせて楽しい。製作の裏には苦労もあったのかもしれないが、くよくよした感じがなくて、画家の呵々大笑が聞こえそう。

Posted by ブクログ

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