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ニュースがまちがった日 高校生が追った松本サリン事件報道、そして十年

林直哉(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 太郎次郎社エディタス/太郎次郎社
発売年月日 2004/07/07
JAN 9784811807140

ニュースがまちがった日

¥220

商品レビュー

4.5

6件のお客様レビュー

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2020/05/30
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※このレビューにはネタバレを含みます

松本美須々丘高校の放送部員たちが、部活を通して松本サリン事件を追っていく。 その顛末を放送部の顧問である著者が記した本。 地元松本で起きたサリン事件について、マスコミの報じ方を検証し、実際にそのマスコミに対して取材をしている。 その中で、メディアの態度が見えてくる。 メディアという送り手と聴取者という受け手というのは、対立するものではない。一方向ではなく、双方向に考えることが大切だ。 当時はまたメディアリテラシーという概念が浸透しておらず、最終的にはそれに繫がる結論を導き出す。 高校時代に、このような活動が出来た彼らは非常に恵まれていると思う。 考える力を養うのに、最適の活動だろう。 試行錯誤をしながらも、納得のいく結論を導き出そうとする姿と、出した結論の内容は素晴らしいと思う。 メディア関係者だけでなく、一般の受け手にも是非読んでほしい一冊だ。

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2014/09/18

松本サリン事件。ある無実な会社員が警察により犯人に仕立て上げられマスコミもそれに同調した。報道内容に疑問と違和感を抱いた人は多かったが、地元の高校生たちが立ち上がった。ニュースが間違っているんじゃないのか?と。 地元(松本市)の高校生たちのドキュメンタリーだよ!美須々が丘高校生す...

松本サリン事件。ある無実な会社員が警察により犯人に仕立て上げられマスコミもそれに同調した。報道内容に疑問と違和感を抱いた人は多かったが、地元の高校生たちが立ち上がった。ニュースが間違っているんじゃないのか?と。 地元(松本市)の高校生たちのドキュメンタリーだよ!美須々が丘高校生すごいな! 敬意を表してブログに感想文書いたよ↓ http://zazamusi.blog103.fc2.com/blog-entry-295.html

Posted by ブクログ

2012/05/26

新宿ジュンク堂さよならフェアの「書店員がほんとうに売りたかったコーナー」で発見しました。ほんとにいい本だった! 高校の放送部でこれだけ自由かつ積極的な活動がやれる学校というのが、まず稀有だと思うし、マスメディアを高校生が取材するという発想もすごい。でも何よりも感心したのは、ひとつ...

新宿ジュンク堂さよならフェアの「書店員がほんとうに売りたかったコーナー」で発見しました。ほんとにいい本だった! 高校の放送部でこれだけ自由かつ積極的な活動がやれる学校というのが、まず稀有だと思うし、マスメディアを高校生が取材するという発想もすごい。でも何よりも感心したのは、ひとつ作って賞をとって、それで終わりにしてしまわないという姿勢だ。みんなでうちこんで作ったものほど、ふつうは欠点を認めるのが難しいと思うが、自分たちの仕事にはまだ何かが欠けているということを認め、それは何なのか、どんな手法があうのかをとことん追求していく、そうしてメディア・リテラシーを再定義するところまでたどりつくのだ。たんなるマスメディア批判におわらないのはこの訴求力のゆえだ。

Posted by ブクログ

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