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神様、仏様、稲尾様 私の履歴書 日経ビジネス人文庫

稲尾和久(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社/
発売年月日 2004/12/03
JAN 9784532192662

神様、仏様、稲尾様

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2008/05/31

稲尾が西鉄ライオンズでの選手生活をはじめたのが、昭和31年。新人の年にいきなり21勝をあげた鉄腕は、以降、35,33,30,20勝と勝ち星を順調にあげ、昭和36年には、前代未聞、今後ともに破られることが絶対にないであろう年間42勝(!)という勝ち星をあげる。さらに25,28勝と勝...

稲尾が西鉄ライオンズでの選手生活をはじめたのが、昭和31年。新人の年にいきなり21勝をあげた鉄腕は、以降、35,33,30,20勝と勝ち星を順調にあげ、昭和36年には、前代未聞、今後ともに破られることが絶対にないであろう年間42勝(!)という勝ち星をあげる。さらに25,28勝と勝ち星を積み重ねるが、故障のため昭和39年には0勝に終わり、以降、選手生活は続くものの、実質的な活躍は昭和38年までの8年間で終わっている。その間、西鉄ライオンズは昭和31年から33年までパリーグを制し、いずれも巨人との対戦となった日本シリーズも制し、3年連続日本一に輝いている。特に昭和33年の日本シリーズは、巨人がいきなり3連勝したが、残り試合を西鉄が4連勝と巻き返し、奇跡と言われた。このシリーズで、稲尾は7試合中6試合に登板し4勝。第5戦では、自らサヨナラホームランを打ち試合に終止符をうつ、という派手な活躍をした。このシリーズでの稲尾の活躍を福岡のファンは、「神様、仏様、稲尾様、救いの神の稲尾様」と賞賛したのだ。私自身は、年齢的には稲尾の活躍をリアルタイムで見ることが出来た世代ではない。いわゆる黒い霧事件のあと、すっかりと弱小球団に成り下がってしまったライオンズを、九州生まれの父親が、野球の話をするたびに、「昔のライオンズは強かったけどのぉ〜」と嘆いていたのを聞くくらいのものだった。本書は、西鉄ライオンズの本当に短かった黄金時代を支えた1人である稲尾和久の自叙伝だ。最近、鬼籍にはいってしまった稲尾であるが、この本を読むと、たぶん、稲尾の活躍をリアルタイムで知る者にとっては、稲尾はまだ生きているのだろうな、って思う。

Posted by ブクログ

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