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学問と「世間」 岩波新書

阿部謹也(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2001/06/22
JAN 9784004307358

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商品レビュー

3.3

11件のお客様レビュー

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2010/05/28

専門的な枝葉末節に入…

専門的な枝葉末節に入り込み、世間とは全く乖離してしまったらしく思える学問。それを、もう1度庶民の手に返し、現代社会にスリリングな知の魅力を知らしめようとする、啓蒙の1冊として読みました。

文庫OFF

2019/09/20

『「世間」とは何か』『「教養」とは何か』(ともに講談社現代新書)と同様、著者が取り組んできた「世間」にかんする議論が開陳されている本です。 著者の「世間」論は、元来学問論という視角から問題が提出されているところに大きな特徴があります。著者は、西洋の学問を輸入した近代以降の日本に...

『「世間」とは何か』『「教養」とは何か』(ともに講談社現代新書)と同様、著者が取り組んできた「世間」にかんする議論が開陳されている本です。 著者の「世間」論は、元来学問論という視角から問題が提出されているところに大きな特徴があります。著者は、西洋の学問を輸入した近代以降の日本において、そこで議論の対象になっている西洋的な個人にもとづく社会のありようと日本人みずからがそのなかにどっぷりと身を浸している「世間」がまったく乖離してしまっていることを問題視しています。こうした問題意識は、かつて哲学者のカール・レーヴィットが日本の知識人の精神構造を批判し、丸山眞男がこれを引き取りつつ日本では西欧の学問が内面化されることがないと述べたことに通じるものといってよいように思われます。本書ではフッサールの危機書がとりあげられ、「生活世界」の概念を参照しながら、日本における「世間」に目を向けることの必要性が主張されています。 ただ、従来の日本の人文社会科学において著者のいう「世間」がまったく議論の射程に入っていなかったというのは、やや誇張を含んでいるように思います。たとえば著者は、近代的なシステムと伝統的なシステムの二重構造を生きざるをえなかった明治以降の日本人の心性を、「故郷」を主題とする歌に見いだそうとしていますが、これに類する問題に切り込んだ見田宗介の『近代日本の心情の歴史―流行歌の社会心理史』(1967年、講談社)などの仕事があったことが思い出されます。

Posted by ブクログ

2018/12/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第一にいかなる学知もいかなる書物も軽んじない。第二にどんな人から学ぶことも恥ずかしがらないこと。第三に学知を獲得した暁にも他の人々を蔑まないこと。 教養とは自分が社会の中でどのような位置にあり、社会のために何ができるかを知っている状態、あるいはそれを知ろうと努力している状態。 うん、とても分かりやすいね。 最後の大学改革の章は、阿部先生ならもう少し別の切り口で論じて欲しかったかな…。

Posted by ブクログ

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