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交渉人

五十嵐貴久(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2003/01/22
JAN 9784104578016

交渉人

¥110

商品レビュー

3.4

20件のお客様レビュー

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2017/02/01

 作品解説(帯より):立てこもり犯懐柔術。手玉に取るのは俺だ! 救急病院の患者を人質に立てこもる三人組。対する警視庁は500人体制で周囲を固めた。そして犯人グループとの駆け引きは特殊捜査班のエース、アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人! 思い通りに犯人を誘導し、懐柔してゆく手腕が冴え...

 作品解説(帯より):立てこもり犯懐柔術。手玉に取るのは俺だ! 救急病院の患者を人質に立てこもる三人組。対する警視庁は500人体制で周囲を固めた。そして犯人グループとの駆け引きは特殊捜査班のエース、アメリカFBI仕込みの凄腕交渉人! 思い通りに犯人を誘導し、懐柔してゆく手腕が冴え渡る。解決間近と思われた事件だが、現金の受け渡しの時から何かが狂う。どこで間違ったのか。彼らは何者なのか……。  欲を言えば、石田が超優秀なネゴシエーターだということはわかっているので、麻衣子の交渉術(での活躍の場)がもう少し欲しかった。『ネゴシエーター』聞き慣れない言葉かもしれないが、人質を取って立てこもる犯人などを、巧みな話術で投降させる人物のこと(交渉人)。作中では、コンビニ強盗をした犯人が逃亡時に病院へ立てこもり、病院関係者と患者を人質にする。犯人と石田のやり取りが全てともいえる作品で、交渉術の部分はかなり調べこんだ感がある。人間心理の含まれる作品が好きな方にオススメ。

Posted by ブクログ

2015/01/16

犯人との交渉にあたる警視庁警部遠野麻衣子のシリーズ。今回は喫茶店に人質を取って立てこもった犯人の説得にあたる。立て篭もり犯は過去に一人娘を残虐な手段で殺害されていたことがわかり、犯人と警察との交渉が話の主体だ。しかし犯人は人が良いのか警察の言うことを比較的信じてしまい、いらいらさ...

犯人との交渉にあたる警視庁警部遠野麻衣子のシリーズ。今回は喫茶店に人質を取って立てこもった犯人の説得にあたる。立て篭もり犯は過去に一人娘を残虐な手段で殺害されていたことがわかり、犯人と警察との交渉が話の主体だ。しかし犯人は人が良いのか警察の言うことを比較的信じてしまい、いらいらさせられる。自分だったらもっと上手く立ち回ることが出来るのではないのかと、読者が思ってしまいそうだ。犯人と交渉人のやり取りや、前線本部と警視庁のやり取りなどを、もう少し緊迫感を盛り上げる必要が有るのではないかと感じた。

Posted by ブクログ

2013/04/30

交渉人というテーマが、とても興味深く、人質立てこもり犯とのやりとりに面白みをかんじた。 最終的なオチの設定までは驚き感があってよかったが、無理矢理オチにもっていった感が否めなく、テーマも誓う問題にズレたのが残念。 冒頭の、前フリから男女の思惑が交錯し合うかと思いきや、これまた...

交渉人というテーマが、とても興味深く、人質立てこもり犯とのやりとりに面白みをかんじた。 最終的なオチの設定までは驚き感があってよかったが、無理矢理オチにもっていった感が否めなく、テーマも誓う問題にズレたのが残念。 冒頭の、前フリから男女の思惑が交錯し合うかと思いきや、これまた前フリだけ。 交渉人というテーマだけで、最後まで一貫させて欲しかった。

Posted by ブクログ

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