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風雪の檻 新装版 獄医立花登手控え 二 講談社文庫

藤沢周平(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2002/12/12
JAN 9784062735872

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風雪の檻 新装版

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商品レビュー

3.9

20件のお客様レビュー

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2023/06/03

2002年発行、講談社の講談社文庫。5編。藤沢周平の牢獄の医者のシリーズ。この巻では友人があくどい金貸しの手先になっているのをいかに救うのか、という話が各話を貫いている。それにしても今回の各話は女性がからむ話が多い。藤沢周平らしくてよいのではないだろうか。 収録作:『老賊』、『...

2002年発行、講談社の講談社文庫。5編。藤沢周平の牢獄の医者のシリーズ。この巻では友人があくどい金貸しの手先になっているのをいかに救うのか、という話が各話を貫いている。それにしても今回の各話は女性がからむ話が多い。藤沢周平らしくてよいのではないだろうか。 収録作:『老賊』、『幻の女』、『押し込み』、『化粧する女』、『処刑の日』、解説:「庄内の人・藤沢周平」宇江佐真理、他:「藤沢周平 年譜」、備考:1981年3月講談社より刊行、

Posted by ブクログ

2021/12/12

久々に藤沢さんを堪能させて貰いました。 兎に角文章に無駄が無く、昨今の作家には無い爽快感に浸れました。藤沢様、ありがとうございます♪

Posted by ブクログ

2021/10/03

(1)で止めようと思ったのだけど、ブリが付いてやめれなくなった。若いイケメン獄医と不良娘あがりの美人の従姉妹との進展も気になり、本巻はまるまる五つの短編を通して獄医の柔術仲間・新谷弥助の転落を後一歩で止めるという顛末も描かれていた。次第とシリーズモノらしき仕掛けも増えてくる。 ...

(1)で止めようと思ったのだけど、ブリが付いてやめれなくなった。若いイケメン獄医と不良娘あがりの美人の従姉妹との進展も気になり、本巻はまるまる五つの短編を通して獄医の柔術仲間・新谷弥助の転落を後一歩で止めるという顛末も描かれていた。次第とシリーズモノらしき仕掛けも増えてくる。 文庫うしろにある年譜を見ると、1978年「小説現代」に連載を始めた頃、藤沢周平は月に2つも3つも短編を書いていて「隠し剣」や「用心棒日月抄」シリーズを次々と産み出していた。80年6月に(1)を刊行、81年3月にこの(2)を刊行している。脂の乗り切った頃の作品である。 それぞれに哀しい女が出てくる。 悪人を避けて何度も転居を繰り返す女。 ホントは隣の牢にいるのに、男の中では清いままの女。 (1)で入牢していたおしんが、少し元気になっていた。 登もいったんは騙される「化粧する女」。 夫を冤罪で嵌められているのに、色男に騙される妻。 藤沢周平の筆は凡ゆるタイプの女を描くが、その「真相」を突き止めるのは、「コイツホントに女の心のヒダはわかっているのか」と疑問を抱くような若い獄医である。 主人公だし、イケメンだし、基本は正義感溢れる人情篤いいい男なので、こういう評価はほとんどないとは思うのだが、立花登は基本「むっつりスケベ」である。それはラストのページに現れている。立花登の行為は、むかしは許されていただろう。現代果たして許されるのだろうか?少し気になる。

Posted by ブクログ

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