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環境と文明の世界史 人類史20万年の興亡を環境史から学ぶ 新書y030

石弘之(著者), 安田喜憲(著者), 湯浅赳男(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 洋泉社/
発売年月日 2001/05/22
JAN 9784896915365

環境と文明の世界史

¥220

商品レビュー

4.1

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

「文明の前に森があり…

「文明の前に森があり、文明の後に砂漠が残る」有名な諺ですが、このことに真正面から研究した新鮮な本。スケールがでかい。

文庫OFF

2018/11/18

人類の発祥から、古代文明、産業革命、そして人類の未来 までをも、自然環境の切り口から描いた一冊。 環境学、環境考古学、比較文明史・経済人類学をそれぞれ 専攻する学者三人のフリートークと言う形で話は進む。 飲み屋でのオヤジ・トークとも思えるようなノリも時々 感じられるけれども、...

人類の発祥から、古代文明、産業革命、そして人類の未来 までをも、自然環境の切り口から描いた一冊。 環境学、環境考古学、比較文明史・経済人類学をそれぞれ 専攻する学者三人のフリートークと言う形で話は進む。 飲み屋でのオヤジ・トークとも思えるようなノリも時々 感じられるけれども、それぞれの考えを投げかけ合い、 違いを認めつつ展開する知的トークは読み応え十分。 同じ祖先を持つ人間とチンパンジーを分けたのは地殻 変動が要因、ローマ帝国衰亡の原因をつくったのは キリスト教の拡大、毒ガス開発が人口の爆発的増加を 招いた、中国はあと20年しかもたない、など"目から うろこ"級の説や、少々乱暴とも思える主張が次から 次に時系列に飛び出してくる。 十分検証されていない説も多くあるようだが、それが この本の価値を下げることにはならないだろう。 人類の歴史に、これまでにないスポットの当て方をした ことの価値の方が勝っていると思うから。

Posted by ブクログ

2017/01/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2001年刊行。◆石弘之(東大大学院新領域創成科学研究科教授、環境学)、安田喜憲(国際日本文化研究センター教授、環境考古学)、湯浅赳男(常磐大学教授、比較文明史・経済人類学)の3名による鼎談。テーマは広くいえば環境史であるが、テーマは非常に多岐に渡る。水・金属・火から農耕、遊牧、あるいは宗教・哲学・文明や、環境史を学ぶ意味まで議論の対象としている。にもかかわらず、掘り下げは深い(ただし、根拠の説明はほとんどない)。その意味で、本書を起点にして色々な書物にあたっていくのも一考であろうか。参考文献の一覧は挙げられていないが、文章中に引用があるので、ここを取っ掛かりにするのも良いかもしれない。それはともかく、レイチェル・カーソン「沈黙の春」の世界的な意義の大なることがよくわかるところ。

Posted by ブクログ

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