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アブサロム、アブサロム!(下) 講談社文芸文庫

ウィリアム・フォークナー(著者), 高橋正雄(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1998/07/10
JAN 9784061976238

アブサロム、アブサロム!(下)

¥1,210

商品レビュー

3.5

5件のお客様レビュー

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2015/06/13

物語が4分の3を超えたあたりから、一気に加速しだす。 そして、本当に終盤、駆け抜けるような展開になった途端、文体がシンプルになる。 壮大なシンフォニーの、一番の盛り上がり部分を聞いているかのような錯覚に陥る。長い、長い、と思って読み進めてきた果て、一気に押し寄せてくる終結の波に、...

物語が4分の3を超えたあたりから、一気に加速しだす。 そして、本当に終盤、駆け抜けるような展開になった途端、文体がシンプルになる。 壮大なシンフォニーの、一番の盛り上がり部分を聞いているかのような錯覚に陥る。長い、長い、と思って読み進めてきた果て、一気に押し寄せてくる終結の波に、まだ待ってくれ、待ってくれ、というような気持になって読み終わった。

Posted by ブクログ

2012/02/02

感動した。そして、ものすごく難しかった。個人の主観による語りが何重にも積み重なって物語を紡いでいるのだが、それを成立させることができるのはフォークナーしかいないんじゃないかと思う。 高橋正雄さんによる解説にあった、文学的な技巧をこれでもかというぐらい駆使しているのにも関わらず、...

感動した。そして、ものすごく難しかった。個人の主観による語りが何重にも積み重なって物語を紡いでいるのだが、それを成立させることができるのはフォークナーしかいないんじゃないかと思う。 高橋正雄さんによる解説にあった、文学的な技巧をこれでもかというぐらい駆使しているのにも関わらず、技術偏重な小説ではなく地に足がついている感覚があるというのには納得した。 物語ってすげーと心から思う。

Posted by ブクログ

2010/02/10

2/10 サトペンをめぐる。 隅々まで書き込まれてるのと、間テクスト性はおもしろい。 …が、くどい。

Posted by ブクログ

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