1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 店舗受取可
  • 書籍
  • 書籍

日本のルィセンコ論争 みすずライブラリー

中村禎里(著者)

追加する に追加する

定価 ¥2,420

¥1,650 定価より770円(31%)おトク

獲得ポイント15P

在庫わずか ご注文はお早めに

発送時期 1~5日以内に発送

店舗受取サービス対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!

店舗到着予定

6/7(金)~6/12(水)

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 みすず書房
発売年月日 1997/03/19
JAN 9784622050124

店舗受取サービス
対応商品

店舗受取なら1点でも送料無料!
さらにお買い物で使えるポイントがたまる

店舗到着予定

6/7(金)~6/12(水)

日本のルィセンコ論争

¥1,650

在庫わずか
ご注文はお早めに

カートに追加するカートにいれる

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

レビューを投稿

2012/08/10

(推薦者からのコメント)「ルイセンコ主義」と「原発安全神話」は同じ構造(つまり、政治的正しさが科学的知見の実証に有効であるとする考え方)にあると思うので参考に読んでみたい。

Posted by ブクログ

2007/11/17

農業の急速な集団化を背景にルィセンコのジャガイモ萎縮病防止法が35年の「集団農場突撃労働者第二大会」で支持を得、その基礎となった彼の獲得形質遺伝学説が‘イデオロギー闘争’に勝利しスターリンの後ろ盾を得て急速に勢力を獲得し、バビロフを初めとしたメンデル・モルガンの正統派遺伝学者を観...

農業の急速な集団化を背景にルィセンコのジャガイモ萎縮病防止法が35年の「集団農場突撃労働者第二大会」で支持を得、その基礎となった彼の獲得形質遺伝学説が‘イデオロギー闘争’に勝利しスターリンの後ろ盾を得て急速に勢力を獲得し、バビロフを初めとしたメンデル・モルガンの正統派遺伝学者を観念的・機械的・ブルジョワ的だとして駆逐、ソ連の主流になる。その獲得形質遺伝論争が戦前から戦後50年代初めまで日本の生物学界および農法において巻き起こした論争とその影響を中心にして細かに追っている。少なくとも当時の生物学の発展レベルからすれば、ルィセンコ説をひとつの学説として政治的な要素を混入させずに実験という実証手段によって検討することで生物学に寄与できたかもしれないものを、ルィセンコ、ソ連支持者はもとより、正統遺伝学者も反共を背景に態度を硬化させてその機会を逸してしまったことなどを指摘している。ルィセンコ式のヤロビ農法を採用し、日本共産党51年綱領に基づいて農村に分け入ってこの農法を適用したものの、貧農には役に立たないことが判明してしまったところなど今の北朝鮮と同じことやってたんだなーと面白かった。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品