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少女怪談 学研ホラーノベルズ恐怖少女セレクション

アンソロジー(著者), 生島治郎(著者), 石原慎太郎(著者), 大槻ケンヂ(著者), 大原まり子(著者), 高橋克彦(著者), 村田基(著者), 森村誠一(著者)

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商品詳細

内容紹介 内容:なつみさん 大槻ケンジ著. 青の魔性 森村誠一著. 白い少女 村田基著. 眠らない少女 高橋克彦著. 鱶女 石原慎太郎著. 頭の中の昏い唄 生島治郎著. 憑依教室 大原まり子著
販売会社/発売会社 学習研究社/
発売年月日 1994/12/20
JAN 9784054004443

少女怪談

¥110

商品レビュー

3.5

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

タイトルのわりには耽…

タイトルのわりには耽美的なものが少なく、通俗的だったのが少し残念です。

文庫OFF

2022/01/15

タイトル通りの”少女”をモティーフにしたホラー小説アンソロジーでした…。 大槻ケンジ先生「なつみさん」大槻ケンヂは音楽でも(大槻ケンヂだな…)って思うけど、ホラー小説でも(大槻ケンヂだな…)って思う。 森村誠一先生「青の魔性」担当クラスの少女に魅了されてその代わりに母親抱く教師...

タイトル通りの”少女”をモティーフにしたホラー小説アンソロジーでした…。 大槻ケンジ先生「なつみさん」大槻ケンヂは音楽でも(大槻ケンヂだな…)って思うけど、ホラー小説でも(大槻ケンヂだな…)って思う。 森村誠一先生「青の魔性」担当クラスの少女に魅了されてその代わりに母親抱く教師…怖…。 村田基先生「白い少女」き、気持ち悪…ッ。思わず女王アリの画像検索してしまった…怖…気持ち悪…ッ。 高橋克彦先生「眠らない少女」新解釈・人食いあまんじゃくの物語。これもめちゃめちゃ怖いけど、面白かった。 石原慎太郎先生「鱶女」こんなに美女の水妖で生きのいいものは初めて読んだかもしれない…。 生島治郎「頭の中の昏い唄」た、たしかに暗い…。ダイレクトに異界に繋がってる感じ…?? 大原まり子先生「憑依教室」こっくりさん、やったことないけど、こういうの読むとやっぱやっちゃいかんな…と思う。

Posted by ブクログ

2021/01/31

大槻ケンヂ(筆名大槻ケンジ)の「なつみさん」のみ既読。 大乱歩や夢野久作に親しんでいたとはいえ、明らかに他の作家陣とは異なる出自の異端作が、石原慎太郎らと同列に編まれているのは壮観ですらある。 そんな石原慎太郎の「鱶女」が大槻の得意とする青春小説テイストなのも興味深い。 というか...

大槻ケンヂ(筆名大槻ケンジ)の「なつみさん」のみ既読。 大乱歩や夢野久作に親しんでいたとはいえ、明らかに他の作家陣とは異なる出自の異端作が、石原慎太郎らと同列に編まれているのは壮観ですらある。 そんな石原慎太郎の「鱶女」が大槻の得意とする青春小説テイストなのも興味深い。 というかこれが慎太郎テイストなのかな? どの作品も切り口は違えど少女を異界よりの使者、謎めいた存在として扱う中、ラストの大原まり子だけはちょっとした叙述トリックも盛り込んだ、思春期ミステリアスホラーとでも言うべき逸品に仕上がっている。 思えば大槻の同時期の短編「屋上」は筒井康隆のアンソロジーに収録されているし、この「なつみさん」は2005年に映画化もされている。 大槻の未完成ながら異質な感性に溢れた初期作には、やはり読み手を惹きつけてやまない何かがあるのだ。

Posted by ブクログ

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