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ソ連解体後 経済の現実 岩波新書267

小川和男【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1993/02/22
JAN 9784004302674

ソ連解体後

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商品レビュー

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2012/05/15

ソ連解体以後のロシアに関する書籍は数多くあるが、その中でも割りとわかりやすい方ではないかと思う。 個人的には経済統計に関するところが興味深く読めた。ソ連の国内総生産の2割が軍事支出であり、これはブレジネフ期のオイルショックで原油高による外貨収入で何とか持ちこたえたことに由来する。...

ソ連解体以後のロシアに関する書籍は数多くあるが、その中でも割りとわかりやすい方ではないかと思う。 個人的には経済統計に関するところが興味深く読めた。ソ連の国内総生産の2割が軍事支出であり、これはブレジネフ期のオイルショックで原油高による外貨収入で何とか持ちこたえたことに由来する。かつ電子機械の多くは軍需産業に振り向けられる。また技術もあるにはあるが、理論研究ばかりで応用研究がなされていない。今もロシアのエアロフロート社も西側の期待を多く導入しているのも、ツポレフやイリューシンの機械があまり善くないからだろうし、UAZ社も外資に買収されてしまった。 そのような中、資源による経済開発を推奨している。ロシアと日本は北方領土に関して揺れているが、それ以外に関してはあまり利害対立はないし、よくなるであろうと私は考える。かつ中東より近いわけで、ガスや原油、レアメタルなどの鉱物資源に多く恵まれたロシアは、貴重であろうとは思う。

Posted by ブクログ

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