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武王の門(上) 新潮文庫

北方謙三【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1993/08/28
JAN 9784101464046

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商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

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2010/05/28

南北朝時代に南朝方と…

南北朝時代に南朝方として九州に渡った後醍醐帝の皇子・懐良(かねよし/かねなが)親王と、それを支え続けた菊池一族の戦いを描いた作品。 北方謙三の南北朝シリーズのうちでは北畠顕家を描いた「破軍の星」だけ読みましたが、山の民や海の民など根底には同じ匂いが漂っています。そして、主役の脇を...

南北朝時代に南朝方として九州に渡った後醍醐帝の皇子・懐良(かねよし/かねなが)親王と、それを支え続けた菊池一族の戦いを描いた作品。 北方謙三の南北朝シリーズのうちでは北畠顕家を描いた「破軍の星」だけ読みましたが、山の民や海の民など根底には同じ匂いが漂っています。そして、主役の脇を固める男達が魅力的に描かれているのは当然として、敵方にも息を吹き込んでいるのもいつも通り。 この作品が北方謙三初の歴史長編というのだから驚きです。胸が熱くなるような男達の交わりや戦(いくさ)の描き方

文庫OFF

2022/03/27

世にも珍しい南北朝もの、しかも九州南朝ってマニアックな題材をブラッディドール(←大好き♬)シリーズの北方謙三が歴史小説に。 今となっては中華物をはじめ歴史小説多数の北方先生ですが、これがたぶん初の歴史物ではなかろうかと? 北方南北朝シリーズでは破軍の星の評価が高いようですが、個...

世にも珍しい南北朝もの、しかも九州南朝ってマニアックな題材をブラッディドール(←大好き♬)シリーズの北方謙三が歴史小説に。 今となっては中華物をはじめ歴史小説多数の北方先生ですが、これがたぶん初の歴史物ではなかろうかと? 北方南北朝シリーズでは破軍の星の評価が高いようですが、個人的に本作が1番のお気に入り。 美しい敗北や敗れて倒れぬ男の美学を描かせたら本朝無双なハードボイルド作家が持てる筆力全開で謳い上げる、時代と対峙して見果てぬ夢を追い現実の泥沼で足掻き血の宿命と格闘する者達の刹那の栄光と悪戦苦闘の日々。 積み上げては崩れゆく九州独立の夢、東シナ海国家の幻想が男たちの興亡に彩りを添える。 夢の果てが極まる場所で男達は何を見るのか! 網野善彦の異形の王権論とかを大胆に取り入れた野心的な意欲作です。

Posted by ブクログ

2021/04/03

後醍醐帝の皇子、牧宮懐良親王が南朝の征西大将軍として、肥後国隈府(熊本県菊池市)を拠点に征西府の勢力を広げ、九州における南朝方の全盛期を築く。 兄の大塔宮護良親王は、建武動乱にて、後醍醐第一皇子として重要な役割を演じ、歴史の表舞台にて登場してくる。 懐良親王は後醍醐第十六皇子で...

後醍醐帝の皇子、牧宮懐良親王が南朝の征西大将軍として、肥後国隈府(熊本県菊池市)を拠点に征西府の勢力を広げ、九州における南朝方の全盛期を築く。 兄の大塔宮護良親王は、建武動乱にて、後醍醐第一皇子として重要な役割を演じ、歴史の表舞台にて登場してくる。 懐良親王は後醍醐第十六皇子で「建武の新政」で九州統治のため征西大将軍として九州に派遣され肥後国に征西府を開き、征西将軍宮と呼ばれる。薩摩:島津氏と対峙するも肥後の豪族:菊池武光と阿蘇惟直の合力を得、少弐頼尚も味方とし針摺原の戦い・筑後川の戦いで足利直冬や幕府軍一色氏・仁木氏を退けほぼ九州制圧をし南朝の全盛を支える。

Posted by ブクログ

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