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確率論をめぐって 対話・20世紀数学の飛翔3

高橋陽一郎, 志賀浩二【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社/
発売年月日 1992/04/15
JAN 9784535607033

確率論をめぐって

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2012/09/19

確率論に関する対談を読みました。非常に興味深い対談でした。この手の対談は、全くわからないことがほとんどです。しかし、この対談は、ある程度理解することができました。特に、日本の数学教育の問題点を指摘した部分は、非常に興味深かったです。日本の数学教育は、微分積分、ルベーグ、そして、確...

確率論に関する対談を読みました。非常に興味深い対談でした。この手の対談は、全くわからないことがほとんどです。しかし、この対談は、ある程度理解することができました。特に、日本の数学教育の問題点を指摘した部分は、非常に興味深かったです。日本の数学教育は、微分積分、ルベーグ、そして、確率論へと進みます。微分積分は、具体的問題を解くという楽しみがあります。それに対して、ルベーグは、あまりにも抽象的です。問題と解くという楽しみがありません。数学の研究者を目指している人以外、挫折してしまいます。それに対して、イギリスの教育は、微分積分、フーリエ、ルベーグ、そして、確率論へと進みます。フーリエを挟むことにより、挫折が少ないそうです。正直、どうなんでしょう。しかし、微分とルベーグの間には、大きな溝があるような気がします。ルベーグとは、何だろう。リーマンでは、積分できないものも積分できるようになる。これでは、あまりにも雑すぎます。1以上の場合は1、1未満の場合0とします。この場合、リーマンの場合、積分できません。何故ならば、1周辺では、上限が1、下限が0となり収束しないからです。ルベーグの場合、積分可能です。1+1/nの場合、1として、それ以外はゼロとします。この極限は、ほとんど上記の式と一致します。誤解はあると思いますが、こんなものだと思います。1年間、あせらずルベーグ積分を勉強してみようと思います。

Posted by ブクログ

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