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声の文化と文字の文化

ウォルター・J.オング【著】, 桜井直文, 林正寛, 糟谷啓介【訳】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 藤原書店
発売年月日 1991/10/31
JAN 9784938661366

声の文化と文字の文化

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商品レビュー

4.4

11件のお客様レビュー

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2024/01/16
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※このレビューにはネタバレを含みます

文字を持たない文化と文字を持つ文化の比較から人間を読み解く一冊。それだけでもシンガー、ラッパー、詩人は必読の書であると同時に様々な文字にまつわる知らなかった事実が知れて面白い。母語ではないラテン語は男性が学ぶものであった時代、ラテン語を学ばなかった女性作家たちが小説の発祥に貢献したことや、吟遊詩人の枕詞的な言い回しはテキストなして覚えやすくする要素であったとか、ひらがなにまつわる日本の古典女流作家や古典芸能の口伝継承と似たものを感じた。 また、文字は読み書きを伴い、それが日記を生み出し人間を内省的にしていった話も興味深い。ボリュームもまあまああるけど、全く知らないエピソードが多数あってめちゃくちゃ良かった。

Posted by ブクログ

2021/12/19

声の文化と文字の文化を対比してそこにある心性の違いについて述べている。その前後で人びとの思考と表現に大きな変化が見られる。 声の文化の中で生まれたお話への見かたが、この本を読んでガラッとかわった。

Posted by ブクログ

2021/02/15

タイトルどおり声の文化(orality)と文字の文化(literacy)の違いとその特徴を論じている。そして、現代の我々が文字の文化から逃れて考えることができないことを指摘する。原著は1982年出版だが、インターネット、SNSなどによって声と文字の関係が新たな段階にある現代におい...

タイトルどおり声の文化(orality)と文字の文化(literacy)の違いとその特徴を論じている。そして、現代の我々が文字の文化から逃れて考えることができないことを指摘する。原著は1982年出版だが、インターネット、SNSなどによって声と文字の関係が新たな段階にある現代においても示唆に富む本。

Posted by ブクログ

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