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とはずがたり(下) 講談社学術文庫

次田香澄【訳注】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1987/08/10
JAN 9784061587960

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2016/04/17

(2016.04.16読了)(2016.02.09購入)(1991.12.01・第4刷) 瀬戸内晴美訳の「現代語訳とわずがたり」を読んだのですが、巻四、巻五の部分が抄訳になっていましたので、巻四、巻五の部分を読むためにこの本を購入しました。 一定のまとまりごとに、原文、現代語訳、...

(2016.04.16読了)(2016.02.09購入)(1991.12.01・第4刷) 瀬戸内晴美訳の「現代語訳とわずがたり」を読んだのですが、巻四、巻五の部分が抄訳になっていましたので、巻四、巻五の部分を読むためにこの本を購入しました。 一定のまとまりごとに、原文、現代語訳、注、解説、という形で構成されていますが、現代語訳と解説の部分のみ読ませてもらいました。 現代語訳の部分は、できるだけ原文に沿って訳してあるので、多少読みづらい部分もあるのですが、原文の雰囲気を感じながら読むには、いいかもしれません。 著者は、後深草院に寵愛されていたのですが、他にも三人ぐらいから言い寄られて、お相手をしています。心を通わせている人もいるし、立場上やむを得ずという人もいるし、熱心さに負けてという人もいるようです。 後深草院は、何人かについては、感づいて、嫉妬しつつも会ってきたらと寛容なところを見せたりもしています。 とはいえ、後深草院には、正室やら側室がほかにいますので、どの筋からの言いがかりかで、御所から追い出されてしまって、以前から望んでいた出家をしてしまいます。 出家ののちは、熱田神宮で写経をしたり、鎌倉まで足を運び、さらに善光寺までもお参りに行きました。 鎌倉では、御所での経験を買われ、御所風の衣装のアドバイスをしたりしています。歌会などにもよばれています。時代は、元寇の直後ぐらいです。 いったん京都に戻り、奈良の春日大社、伊勢神宮、二見ヶ浦などを訪れています。 しばらく間をおいて、今度は、厳島神社や四国へも足を延ばしています。 東国、西国への旅は、西行の旅を意識してのことのようです。 「とはずがたり」は日記文学と言われますが、『蜻蛉日記』と同様の強烈な印象を残す作品と思います。 この本を読んでいると、男女は、自由に番い会うのが普通なのかな、とか思ってしまいます。実際にそうしている方々もいるのでしょうけど。 【目次】 あらすじ 巻三 巻四 巻五 系図 年譜 地図 作品解説 補注 あとがき ●足摺岬(353頁) 坊主はつらく悲しくて、泣く泣く足摺をしたところから、足摺の岬というのです。 ●「とはずがたり」(477頁) 先行のどの日記文学よりも素材もスケールも大きく、多様性があり、思想も表現も自由である。日本古典の豊かな抒情性を踏まえながら、現象の正確な把握、物事の核心に迫ってゆく理知的な手法など、近代的な写実性さえ持っているのは特筆に値する。 ☆関連図書(既読) 「現代語訳とわずがたり」後深草院二条著・瀬戸内晴美訳、新潮文庫、1988.03.25 「古典の旅 とはずがたり」富岡多恵子著、講談社、1990.01.16 「とはずがたり」いがらしゆみこ著、中央公論社、1995.05.25 (2016年4月17日・記) (「BOOK」データベースより)amazon 後深草院の特異な愛情のもとに寵遇されながら、西園寺実兼・法助法親王らとの愛欲生活を綴った上巻から一転し、下巻は作者後半生の、女性として稀有な長途の旅を記す。宮廷生活に訣別して出家した作者二条は西行の修行を慕い、鎌倉をめざす東海道の旅を手始めに、信濃・奈良・伊勢・また中国路など、当時の貴族女性としては驚異的な規模で諸国を遍歴する。『蜻蛉日記』をしのぐ個性と凄絶な迫力あふれる、注目すべき女流文学作品。

Posted by ブクログ

2015/04/01

紀行文の章で、河越の入道と申す者の後家の尼が、武蔵の国川口という所へ下向するという。そこは、このように都からいよいよ隔たった田舎びた有様で、前には入間川とがが流れている。川向いには岩淵の宿といって遊女たちの住みかがある。 まさか埼玉ネタが出てくるとはびっくりしました。岩淵は赤羽岩...

紀行文の章で、河越の入道と申す者の後家の尼が、武蔵の国川口という所へ下向するという。そこは、このように都からいよいよ隔たった田舎びた有様で、前には入間川とがが流れている。川向いには岩淵の宿といって遊女たちの住みかがある。 まさか埼玉ネタが出てくるとはびっくりしました。岩淵は赤羽岩淵の辺りでしょうか?そうだったのか。

Posted by ブクログ

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