圧政を敷き君臨する聖帝サウザー!! 反旗を翻した盲目の闘将、シュウの無念をはらすため、打倒サウザーを誓ったケンシロウ!! 北斗対南斗、両継承者による壮絶な戦いの行方は!? 085：めざめる仁星!の巻 086：南斗の帝王!の巻 087：帝王の微笑!の巻 088：鮮やかなるシバ!の巻 089：闘将は泣かず!の巻 090：悲しき仁星!の巻 091：北斗の星 騒ぐ!の巻 092：宿命の道!の巻 093：非情の奇跡!の巻 094：愛ゆえに!の巻 095：愛の墓標!の巻 096：天砕く拳!!の巻 097：愛深きゆえに堕つ!の巻 098：拳王は死なず!の巻 099：捨てえぬ心の巻 100：あの日より その悲劇は! 101：遠い誓い!の巻

★ピラミッド型の聖帝十字陵を子供らに建設させる聖帝サウザー。南斗白鷺拳の仁星のシュウはサウザーから子らを守る。北斗と南斗の他流試合から少年ケンシロウを守った男だった。ケンシロウＶＳサウザー、なぜか北斗神拳が効かず破れる。シュウの息子シバ、さらにはラオウに助けられる。シュウは人質を取ったサウザーに命じられて、ピラミッド最上部を運ばされる。北斗３兄弟が駆けつけ、ＶＳケンシロウ。臓器が左右逆という謎を見破って勝利。サウザーは育て親オウガイの愛を失ったことに絶望して、この所業をしたのだった。 ・（シュウ）ただで命をくれとはいわぬ！　かわりに（スバァッと自らの目を突く） ・（シュウ）わたしはまちがっていなかった。わたしがうしなった光よりもおまえは強く激しく光り始めた！！ ・（わははは土下座しろ！！　消毒されてえかー！！　という男の火炎放射器を奪って）おまえのいうとおりだ。汚物は消毒すべきだな……。 ・（シュウ）たとえこの身は死すとも、われら親子は南斗の星となっておまえをみているぞ。 ・仁星の涙が北斗を呼ぶ…。 ・（サウザー、おれはそのときから愛をすてた！　いや帝王の星がめざめたのだ！！　帝王に愛などいらぬ！！　はむかう者には死あるのみ！！）ならば、おれは、愛のために闘おう！！ ・（サウザー、聖帝十字陵の上の方に育て親オウガイの遺体を入れて）そして、このおれの愛と情の墓でもあるのだ！！ ・哀しみや苦しみだけではない。おまえもぬくもりをおぼえているはずだ。 ・哀しい男よ。だれよりも愛深きゆえに。 ★実の兄弟トキＶＳラオウ。柔（情）の拳と剛（殺）の拳。ふたりともに死兆星が見えるが、病のトキをラオウが倒す。 ・（トキ）ケンシロウ。この魂はおまえに残そう。そしてこの肉体はラオウとの死闘に捨てよう！！ ・（少年ラオウ）弟と一緒でなくては養子にいかぬ！　トキの面倒はオレが見る！！ ・（少年ラオウ）いいかトキ、もし、おれが道を誤ったときは、おまえの手で、おれの拳を封じてくれ！！