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月 死ぬがよく候 一 小学館文庫

坂岡真(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2019/06/06
JAN 9784094066449

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2021/09/22
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※このレビューにはネタバレを含みます

「鬼役」シリーズが、大好き。 坂岡真氏の新しいシリーズが、出ていたので読んでみた。 今までの同心の姿でなく、このシリーズの主人公は、ある事情で朋輩を切り、江戸を逃げ出した 伊坂八郎兵衛で、江戸に居た時は、南奉行所で隠密回り。 『南町の虎』とまで、恐れられていたのに、京の三条をを目指しながら、空腹と風雪の寒さで、息絶えようとしていた。 朽ちかけた小寺で、粗末な食事をしたら、そこの住職から、難題を持ちかけられるところから、主人公八朗兵衛の身に 降りかかる火の粉! それでいて、酒乱というか、酒が無いと手が震える八朗兵衛。 頼まれた前金を持って、島原ヘ・・・・ そこで、江戸に残した許嫁そっくりな端女郎に騙される。 鼻の下、長くしていたから・・・・ 目覚めた時には、頭を剃られ、坊主にされており、ひと間違いで、後ろて縛られて、三条瓦の晒し場へと。 なぜ、剣豪なのに、ここまで、落ちぶれないといけないのか???と、思いながら、読み進んで行く。 しかし、大塩平八郎の乱の乱のドサクサに紛れて、ニケ出して、行く。 仏教の五戒である 不殺生戒、不偸盗戒、不邪淫戒、不妄語戒、不飲酒戒、の3つを破っているにも関わらず、何故か、憎めないような主人公にしている。 最初の「島原の女狐」から、騙した女郎の葛葉を追って、北へと、足を運んでいく。 先日、丁度、11月には、コロナも少し収まって来たので、京都から、琵琶湖 大津から、彦根ヘ・・・なんて旅行を考えていたところだったので、主人公が、行く街道が、理解しやすい。 この後、「五箇荘の女」「鯖江の殺し」「大聖寺の仇討ち」と、話が、進んで行く。 八郎兵衛の宙ぶらりんの生きざまに、この後、何処へ、どうなっていくのか?と、次の二 「影」に期待しよう!

Posted by ブクログ

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