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ド文系ではわからない日本復活へのシナリオ

高橋洋一(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 三交社
発売年月日 2019/05/22
JAN 9784815540142

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2019/11/15

 政策を考える上では、合理的であることが必須です。  そうでない、と一部の集団の利害だけを考えた策が「政策」として、あたかも世の中全体をよくするかのように実行されてしまいます。  一部の利害だけを優先しているのかどうなのかを検証し、そうでなければ指摘し、批判し、よりよい政策を...

 政策を考える上では、合理的であることが必須です。  そうでない、と一部の集団の利害だけを考えた策が「政策」として、あたかも世の中全体をよくするかのように実行されてしまいます。  一部の利害だけを優先しているのかどうなのかを検証し、そうでなければ指摘し、批判し、よりよい政策を提示する流れは、実際のところまだ日本には確立していないように感じます。  結局は新聞・雑誌、テレビのメディアで結論はつくられています。ネット、といっても、ヤフーニュースのコメントだけをみていると、結局、最大に影響されているのはテレビの言説だと思わされるものは非常に多いです。  合理的な人であれば、自分で調べようとするはずですから、テレビのままの結論に至るはずがありません。テレビに突っ込みをいれるだけなら、誰にでもできます。  合理的、といったならば、数学の知識が必要になる、それがよくわかります。統計の不正を騒いでいた光景からみても、ど文系だけでは、世の中が回らないことは確かです。  中年以上の読者にとって、また数学か・・・といやな思い出を掘り起こすとともに、学ぶ必要性を認識させてくれる本です。

Posted by ブクログ

2019/08/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

一見、日本の政治や経済の時事的な解説本ですが、実は論理的思考を促す指南本でした。 良い意味で、期待を裏切られました。 例えば「公的年金制度は、破たんするか?」に関しては、よく聞かれる質問です。けれど、(小手先ではありますが)マイナーチェンジを繰り返している点を考えると、破たんしないための制度改正だと私は理解しています。 感情だけで物事を論じるケースが、マスコミやネットの口コミに多く見られます。最近の「老後の生活資金2000万円不足」問題もそうです。落ち着いて、ゆっくり考えれば、全然違った答えが出てくることがあるのに。 論理的に考えることがいかに大事か。

Posted by ブクログ

2019/08/12

今から数十年前になりますが、高校時代は理数系が好きだった(国語が不得意だった)こともあり理系に進みましたが、大学院まで進んで製造業の研究所に入ったものの、20年勤続を手前にして、職種転換をしました。今ではいわゆる文系の仕事をしていますが、転職先も製造業であるので、理数系の人間と仕...

今から数十年前になりますが、高校時代は理数系が好きだった(国語が不得意だった)こともあり理系に進みましたが、大学院まで進んで製造業の研究所に入ったものの、20年勤続を手前にして、職種転換をしました。今ではいわゆる文系の仕事をしていますが、転職先も製造業であるので、理数系の人間と仕事を共にしています。 そんな私にとって、この本のタイトル「ド文系ではわからない~」は衝撃的でした。果たして内容は理解できるだろうかと思いつつ、この本の著者の高橋氏の本はいままでに何冊も読んできているからなんとかなるだろう、という気持ちでこの本を手にしました。 今年(2019)10月には何度も伸びてきた消費税がいよいよ増税に、そして来年の東京五輪が終わると、不況になる、という人もいる中、高橋氏は、日本は復活するシナリオをこの本で述べています。 復活することには私はどうしているのか不明なところはありますが、いずれにせよ、これから5年間は激動で記憶に残る、ワクワクする時代になりそうです。思い起こして、悔いのない人生を送りたいと思いました。 以下は気になったポイントです。 ・保険料が引き上げられると会社、国、自治体の負担が増えるので、消費税増税でやってほしいということになる(p32) ・40年払った保険料と20年で受け取る額がほぼ同じということになる(p34) ・単純に計算すれば平均寿命くらいまで生きた人はだいたい得をすることが分かるにもかかわらず未納等がいるのは制度が正しく理解されていない(p40) ・何人で一人の高齢者を支えるというロジックの最大の問題点は、人数だけでなく、人数に所得を掛ける金額で見ていく必要が有る(p45) ・ハイパーインフレとは、月率50%(年率1万3000%)を超える物価上昇を示すものと学術上定義されている(p55) ・合成の誤しゅうの典型例が倹約であり、借金をなくそうとすること。個人にとっては倹約は良いが、皆でやると消費が落ち込んで不況になり、結果的に所得が少なくなる(p60) ・公共事業よりも投資効果が高いのは教育や科学技術分野への投資である(p72) ・AIは単なるプログラムの塊に過ぎず、人間よりも優れている点は、大量でデータ処理ができることだけ。AIで起こり得ることは、プログラム化できるかどうか、それだけのこと(p93) ・金融機関にとって資産三億円以下の人はまさにカモであり、銀行預金にしておくべき。財テクでもうけるよりも、働けるなら定年後も働いて仕事でお金をえるほうが賢明である(p105) ・85歳まで生きるとした場合には、20歳から60歳までの40年間に納めた年金保険料の総額と、65歳から85歳までの合計が同じになる(p109) ・年金とは計算式で算出される極めてメカニカルな世界で、平均寿命まで生きる人は受給開始を早めようが遅らせようが得も損もしない、損するのは平均寿命より早く亡くなった人、受給開始時期は関係ない(p110) ・国債は借金だからダメ、と言うのは、不景気になってもいい、もしくは増税も構わないと言うのと同じこと(p136) ・民間金融機関が政府から買って保有している国債と日銀が新たに刷ったお金を引き換える、この売買が、買いオペレーション・量的緩和と呼ばれるもの、世の中にお金が多く出回ることになりそれが景気回復の糸口となる(p138) ・国債は金融市場において日常的な買い物で使われる「お金」と同じ役割を果たしている、国債と株、国債と社債を交換するという取引が基本(p140) ・政府から日銀へは国債の利子が払われるが、それは納付金として戻ってくるから財政上の負担にならない、というのが正しい捉え方(p144) ・政府が資産を売れない、というのは、日本政府の金融資産には、天下り先への出資金・貸付金が多い。そうした資産を売るということは、官僚が天下り先として確保している特殊法人・政府子会社を処分することになる(p155) 2020年4月13日作成  

Posted by ブクログ

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