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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2019/04/10 |
JAN | 9784344428539 |
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蜜蜂と遠雷(下)
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蜜蜂と遠雷(下)
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商品レビュー
4.4
657件のお客様レビュー
本から音楽が流れてくるような、まるでコンクールの会場に自分もいるような気持で読めました。文章だけとは思えない。とても濃い一冊でした。音楽は少しかじっただけなので、知っている作曲家や知らない名前もたくさんあって、ピアノを聴いてみたくなりました。長編だったけど最後まで飽きずに楽しめま...
本から音楽が流れてくるような、まるでコンクールの会場に自分もいるような気持で読めました。文章だけとは思えない。とても濃い一冊でした。音楽は少しかじっただけなので、知っている作曲家や知らない名前もたくさんあって、ピアノを聴いてみたくなりました。長編だったけど最後まで飽きずに楽しめました!!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
カンデンツァの場面が一番好きだなぁ…。どこをとっても音楽を肌で感じられる表現力、上下巻を読む間一時も欠かすことなく夢中になれた。でもその中でも多分、私は特に「春と修羅」の各々のカンデンツァが一番興奮しながら読んでたかも。鳥肌止まないくらいだった。亜矢の物語性も含め、音楽の奥深さ、神秘性、それでいて描かれる自然の柔らかく暖かく、けど命を削り取るような残酷さ。どれも大好きだ。 でも最後の結果はちょっと意外だったな。私の予想は優勝が亜矢ちゃんだったから。 これまであらゆる人の演奏を色彩豊かに鮮明に描いてきてて、私はそれに夢中になって楽しんでいたから、本選の演奏もどんなものだったか読みたかったな。でもここでそうやって詳細に語ると野暮ったくなる気もするしなぁ。楽しみだったぶんちょっと残念だったけど、しょうがないとこかも。 あと個人的には解説もすごく面白かった! こんだけ音楽コンクールのことをとことん掘り下げて緻密に描いてってするにはやっぱり途方もないくらいの取材と体験と勉強とってあるのは分かってたけど。実際にそれを乗り越えてきた人の体験記は読んでてめちゃくちゃ興味深い。 あと恩田さんが終始自信なくて可笑しかったな。大丈夫だよ!読んでてすっごく面白いよ!!コンクールなんて全然知らなかった私が、ずっとずっと夢中で読んでたんだから!!って笑いかけたくなっちゃうような自信のなさ。風間塵が予選で尽く落とされかけてるのとか、本屋大賞2回目に「ありなんだ…」って呆然としてるの、読みながら本当に笑っちゃった。 そういう終わりの終わりまで、物語の外まで胸が震えて弾んで躍って熱くなる、堪らない小説だった!音楽っていいね!物語って最高だねぇ!
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続きが気になって気になって、、 私としてはかなりはやく読み終えてしまった。 主要人物のバランスが良くて、ドラマチック。 風間塵と栄伝亜夜のお互いに高めあうような関係、マサルとの邂逅など、本当に小説だからこその展開がドラマチックで。とても興奮した。 そして高島明石の『春と修羅』、実...
続きが気になって気になって、、 私としてはかなりはやく読み終えてしまった。 主要人物のバランスが良くて、ドラマチック。 風間塵と栄伝亜夜のお互いに高めあうような関係、マサルとの邂逅など、本当に小説だからこその展開がドラマチックで。とても興奮した。 そして高島明石の『春と修羅』、実際に聴いてみたいなぁ、、と悶々とした。
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