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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2018/09/28 |
JAN | 9784488265076 |
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カササギ殺人事件(上)
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カササギ殺人事件(上)
¥330
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商品レビュー
3.9
308件のお客様レビュー
期待値が高すぎた。主要ミステリランキング本屋大賞全て一位獲得、に引っ張られすぎた。 謎が解かれていくワクワク感が内容量より少なかった印象。シーン説明が多かったため、ドラマ仕立てでスラスラ読めば良かったかも。 謎解きは面白かった。終わり方も。
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多数の賞を受賞しているとのキャッチコピーに惹かれて購入。 外国人作家の本を初めて読んで、最初は人名が覚えづらく誰か分からなくなりそうになったけれど、読み進めるうちに印象的なエピソードと結びついて覚えられた。 続きが気になって一気に読み進めてしまった。
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【感想】 舞台は1955年のイギリス、サマセット州の田舎町。こののどかな村にあるパイ屋敷で、家政婦のメアリ・ブラキストンが遺体で発見された。彼女は鍵のかかった屋敷の階段の下に倒れており、転落事故として処理された。しかし、噂が噂を呼び、いつしか村人の間には「何者かによる殺人だったの...
【感想】 舞台は1955年のイギリス、サマセット州の田舎町。こののどかな村にあるパイ屋敷で、家政婦のメアリ・ブラキストンが遺体で発見された。彼女は鍵のかかった屋敷の階段の下に倒れており、転落事故として処理された。しかし、噂が噂を呼び、いつしか村人の間には「何者かによる殺人だったのではないか」という疑いが蔓延していく。村中が疑心暗鬼になる中、今度はパイ屋敷の主であるサー・マグナス・パイが、同じ屋敷で首をはねられて死んでいるのが発見された……。 本書の登場人物は、誰もかれもが疑わしい。何故かといえば、証拠が「多すぎる」のだ。普通ミステリーとは、限られた手掛かりの中で情報を繋ぎ合わせることで、一つの真相を組み上げていくものだと思う。しかし、本書はまるで逆だ。まず膨大な手掛かりが読者に提示され、その出来事が起こった時系列と行った人物の思惑を整理する作業に追われる。捜査が進みある事実が明らかになると、それに関係する人物の行動の意味が変わり、また別の謎が浮かび上がってくる(昔のRPGみたいに、ストーリーを進めると最初の村人の会話が変わり、聞き直しに戻る、というアレに近い)。多すぎる登場人物と多すぎる証言によって、このミステリーは巨大な群像劇のように躍動し始める。 それぞれの登場人物が、それぞれの謎を抱えたまま次々と行動していくことで、パズルの破片が散らばっていく。その破片がピュントの捜査によって結合されていくと、どんどんと真実があらわになっていき、「そうだったのか!」という驚きが生まれる。このパズルが組み上がっていく過程が非常に爽快であった。 引き続き下巻も読み進めて行きたい。
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