社内に付き合ってるのを公表してからしばらく経ってたのかな。話はいつのまにか歩の実家に同棲のご挨拶に。いつになく緊張してる谷地くんを見て緊張することあるんだなー普通の人なんだなーと思えた。ナチュラルに先のことを考えられるのが素敵だなーと思った。新キャラの佐内くん登場。突っかかってきてやなやつな印象。でも歩の笑顔にやられちゃうなんて普通の男だな。いきなりキスしちゃうとか引くけど。ただその後の谷地くんが全部持ってったね。歩は俺のだいいね？つってな。いいな。谷地くんが言うと爽やかだったけど。最後に佐内くん暴走。彼氏のいる前で告白。やっぱやばい奴だな。笑った。後半に番外編が3つ。クリスマスのやつは谷地くんわりと中学生みたいな妄想するんだなって思って面白かった。

私も佐内の物言い好きじゃないし怒った谷地くんが好きだよ。 谷地くんの「恐縮するくらい振り切ってやる」って考え方が谷地くんらしくてすごくいい。

佐内、惜しいなー。 歩に惹かれる理由はとてもよく分かるのだけれど、あの場面で突然、思わずキスしてしまう意味が分からない。 どこにスイッチがあったのよ、佐内。 そして、どこに道端で「好きです！」と叫ばずにいられなくなるトリガがあったんだ、佐内ー（爆笑） でも、佐内が出てきたことで、谷地くんにも好き嫌いがあって、どうにも相性を合わせられない人がいるんだなーって人間味を感じられて良かった。 「人の好さだけで…」ってとこに引っかかってるのが、1巻で「谷地みたいに笑顔でこなせない」と評されたことにモヤついていたのとリンクする…あれが谷地くんの地雷なんだな。イイ人あるあるだな。 それにしても、佐内にキスされたと報告した歩に玄関に立ったまま「口開けて」と強引なキスをして「可愛いんだから自覚して！」と憤った谷地くんは素敵だった。 4巻からずっとひとりで心配してモヤモヤしてたことを、やっと言葉にして伝えてくれてスッキリした。 しかも「歩は俺のだ、いいね？」なんてオマケつき。 谷地くんみたいに俺様じゃない人がこーいうこと言うと、めっちゃドキドキするなー。 もぉ、谷地くん、完璧かよ。