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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 山川出版社 |
発売年月日 | 2017/06/05 |
JAN | 9784634151048 |
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和菓子を愛した人たち
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和菓子を愛した人たち
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商品レビュー
3.9
21件のお客様レビュー
もうすぐ十五夜だ。 和菓子を食べよう。 今年はなんと、十五夜にちゃんと満月が当たるそうですよ。 老舗菓子舗である虎屋さんのホームページで連載されていた記事を集めたもの。現在も、継続中だと思われます。 こんな人知らない。。。から有名な歴史上の人物まで、縁があったり、お気に入りだっ...
もうすぐ十五夜だ。 和菓子を食べよう。 今年はなんと、十五夜にちゃんと満月が当たるそうですよ。 老舗菓子舗である虎屋さんのホームページで連載されていた記事を集めたもの。現在も、継続中だと思われます。 こんな人知らない。。。から有名な歴史上の人物まで、縁があったり、お気に入りだったりした和菓子とのエピソードを教えてくれます。 まず、素敵だと思ったのが、虎屋文庫という部署?があるのかな?採算を直接的に生み出す訳ではない部署があるのが、老舗ならではで魅力を感じた。 思いも寄らぬ、あれ?この人、知ってるという人と出会えるのも面白かった。 それぞれの人物とのエピソードが大体見開き1ページで巧くまとめられていて、読みやすい。 後は、コラム的に砂糖の輸入のことなど、深掘りコーナーもある。残念ながら、今は存在しないお菓子もあり残念に思う一方、今も、少し形を変えるだけで残っているお菓子があるのも嬉しい。食べたくなった。 再現されたけど、販売はされていなくて、美しいお菓子もたくさんあって、目の保養。 それにしても、落雁がたくさんあるのに、驚いた。 落雁は、見た目だけで、味に大きく差が無いと思うのだが、それを数え切れないくらいアレンジして生み出す日本人の美意識がすごいと思った。 瀬戸康史がドラマで演じていた坂田伴四郎に、モデルの酒井伴四郎さんがいたなんて! 江戸時代の宣伝方法が浮世絵を描いたうちわの事もあったらしい。今にも残る宣伝方法が、まさかの江戸時代からあったとは。 それに、昭和27年まで、戦後規制?が砂糖にかかっていたり、甘いものを食べられない期間があったことを知り、平和の尊さ、今のありがたさも噛みしめた。 当時は文字や、絵で記録が残されていて、私たちのSNSの投稿も、人類が環境破壊やウィルスで絶滅しなければ、遠い子孫が楽しく見ることになるのかもしれないと思った。 ****************** 記憶に残ったもの ・松風:生地の表面に芥子やゴマを振って焼いた菓子で、裏には何もないので、松風ばかりで裏さみしいから。 ・紀八景という、本を広げた落雁の再現の美しいこと! ・前川千帆と『偲糖帖』*戦時中で甘いものがない時に、思い出して、イラストと名前を羅列したもの。 文字にもイラストにも味がある。 ・小堀遠州と十団子:柄杓ですくうといつも10だったらしい。今は、宇津ノ谷の慶龍寺の檀家が作っていて、毎年8月の縁日に授与されるとのこと。食べてみたい
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政治家や作家、文化人など、歴史に名を残した人たちがどんな和菓子を食べていたか、それをどれだけ好んでいたか、物語や文章にどういうお菓子を登場させたのかというエピソードが、当時の再現画像とともに実に100編も収められています。 歴史を勉強するときには、どうしても人名や事件の名前などを...
政治家や作家、文化人など、歴史に名を残した人たちがどんな和菓子を食べていたか、それをどれだけ好んでいたか、物語や文章にどういうお菓子を登場させたのかというエピソードが、当時の再現画像とともに実に100編も収められています。 歴史を勉強するときには、どうしても人名や事件の名前などを覚えることが多くなってしまいます。けれども、ただ名称を覚えるだけでなく、それぞれの歴史上の人物が持っているエピソードに触れてみたり、歴史に残されたより具体的なものに触れてみたりすることで、歴史をより身近に感じることができます。その時歴史は、ただの暗記ではなく、私達の実感をともなったものとして記憶に残っていくでしょう。 (『中高生のための本の読み方』大橋崇行著 p.173 和菓子と物語より)
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※このレビューにはネタバレを含みます
ダイエット中に限って甘いものが食べたくなる。せっかくなら、歴史上の人物と同じモノを食べてみたい。そう思い、この本を読んでみた。 羊羹で有名な虎屋さんが書いた本。 虎屋さんが過去に作ったお菓子も載っており、昔の人たちも甘いモノが好きだったんだなと親近感が湧いた。 今も販売しているお菓子は、僅かだが載っている。 高杉晋作が、亡くなる直前に雪見に見立ててあるお菓子を飾っていた。 虎屋さんのではないが、それが越の雪。 日本三大銘菓の1つらしい。 知り合いが新潟に行くらしいので、お土産に頼もうと思う。
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