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いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 ハヤカワ文庫NF

センディル・ムッライナタン(著者), エルダー・シャフィール(著者), 大田直子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/01/10
JAN 9784150504830

いつも「時間がない」あなたに

¥605

商品レビュー

3.4

37件のお客様レビュー

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2024/03/02

最後まで読み切るのが難しい本。 書いてあることはかなり重要で、納得のいくことが多い。しかし、何回も同じような話をしたり、くどい部分もかなり多い。だから途中からだいぶ飛ばして読んだ。 とにかく欠乏が人には起こり、そのことで、色んなことに支障をきたすでという内容。 回りくどいが、...

最後まで読み切るのが難しい本。 書いてあることはかなり重要で、納得のいくことが多い。しかし、何回も同じような話をしたり、くどい部分もかなり多い。だから途中からだいぶ飛ばして読んだ。 とにかく欠乏が人には起こり、そのことで、色んなことに支障をきたすでという内容。 回りくどいが、下記などは自分にも当てはまっており、ハッとさせられた。たまにパラパラと読み返しても良いかもしれない。 ○翌日に重要なプレゼンを控えたパパは、休日に娘と公園で遊んでる時さえ、浮かない表情をして、頭のどこかでプレゼンの事を考えている。

Posted by ブクログ

2024/02/02

とにかく「スラック(余裕・スペース)」を持ちましょう。欠乏は判断をにぶらせ悪循環を生みます、という本。 だから「いつも「時間がない」あなたに」というタイトルで、”「時間がある」あなた”になる方法が書いてあるのかと思って読むと、全然そんなことなくて、結構ぶ厚い本を「結論」の章まで...

とにかく「スラック(余裕・スペース)」を持ちましょう。欠乏は判断をにぶらせ悪循環を生みます、という本。 だから「いつも「時間がない」あなたに」というタイトルで、”「時間がある」あなた”になる方法が書いてあるのかと思って読むと、全然そんなことなくて、結構ぶ厚い本を「結論」の章まで読んで、具体的な方法なんてほとんどないまま終わってしまうのでビックリする。オチのない映画を見た気分になる。 で、337ページも読み進んだあげく、解説の人に 「さぞや有効な時間活用術が書かれているに違いない、と期待に膨らませながら本書を読み進めるのはお勧めしない」 とか言われても、「だから「時間がない」のに読んでるんだから、そういうことは最初に言えよ!」という感想しか出てこない。そういう意味では完全にタイトル詐欺。でも「時間がないあなたに」と言ってるだけで、「時間不足が解決する」とはヒトコトも言ってないので、嘘はついてない。ずるい。 タイトルの横に書いてある「欠乏の行動経済学」というのが本当のタイトル。そもそも原題も「「時間がない」あなたに」なんて言ってない。で、欠乏による少しの良い影響(締切があることによる火事場のクソ力、終わりかけの歯磨き粉のチューブを大事に使う=集中ボーナス)と、多くの悪い影響(お金がない人に限って多重債務者になってさらにお金がなくなる(集中によりもっと大事なことが押し出されるトンネリング)など)の例やレポートがひたすら出てくる。 で、それを読んだ後に「時間やお金がない」=スラック(余裕・ゆとり)がないと、それにより処理能力が落ちて、さらに厳しいことになるのです!、というイメージを刷り込まれて、結果的にこの本を読んだ日は無理やり仕事を終わらせて早く帰れたので、なんだかんだ意味がある本ではないかと思った。 フォードが昔、週60時間労働を40時間労働にして、週6日勤務を週5日勤務にしたほうが結果的に生産性が上がることを証明したように、時間がない人こそ余裕を持たないと、永遠に時間はできないのだ、ということみたいです。 これについては前に読んだ「限りある時間の使い方」の本で「「しっかり休んだ方が生産的に働けるというが 「なぜ経済のため」という理由で人生を正当化しなければならないのか。全く意味がわからない」」 と言ってて、それも確かに!、と思ったので色々難しいところです。 ひとまず時間の使い方の本を読むのに時間を使いすぎな気がします。 「時間がないと言ってる人は、時間があるときに何もしない」とか「100ドルの買い物で、ほかの店で50ドルの値引きがあると聞けば、54%の人が他の店に行くが、同じ50ドルの値引きでも、1000ドルのときはわずか17%しか他の店に行かない」など、行動経済学に基づいた身につまされる話が多くて面白かった。

Posted by ブクログ

2024/01/13

邦名の表題に引っ張られて時間術の本だと思ってしまったが、行動経済学や心理学の理論を詰め込んだ学術的な読み物に近い印象。 時間のみならずお金、食料など何かが足りない時はそればかりに囚われてしまう「トンネリング」と火事場の馬鹿力的な「集中ボーナス」のトレードオフは前者が圧倒的に優勢で...

邦名の表題に引っ張られて時間術の本だと思ってしまったが、行動経済学や心理学の理論を詰め込んだ学術的な読み物に近い印象。 時間のみならずお金、食料など何かが足りない時はそればかりに囚われてしまう「トンネリング」と火事場の馬鹿力的な「集中ボーナス」のトレードオフは前者が圧倒的に優勢であり、様々な課題を引き起こすことが多様な事例を基に書かれている。 自分自身も仕事に追われ、タスクリストの消化ばかりに頭の中の「処理能力」を使ってしまい、本来やるべきこと(いわゆる、急がないけど大事なこと)に時間を回せなくなるケースが多い。 トレードオフの考え方を持ちながら、自分の限られた処理能力を何に使うべきなのか?また、部下や後輩に対しては彼ら・彼女らが何に追われているのか?を的確に理解した上で物事に取り組んでいきたい

Posted by ブクログ

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