1,800円以上の注文で送料無料

  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

100分de名著 人生の意味の心理学 アドラー アンコール放送(2016年10月) 決めるのは、あなたです NHKテキスト

岸見一郎(著者)

お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する お気に入りに追加 お気に入り 追加 追加する に追加 に追加する

定価 ¥576

¥440 定価より136円(23%)おトク

獲得ポイント4P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 NHK出版
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784142230679

100分de名著 人生の意味の心理学 アドラー アンコール放送(2016年10月)

¥440

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/03/18

きっかけはこの番組『100分で名著』だった。自分の人生のうちでアドラー心理学を知ることができて本当によかった。

Posted by ブクログ

2016/12/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

・薄いが内容が良くまとまっているので、アドラー関係はこれ一冊で十分かも。 ・アドラーの目的論では、目的(意思)が先にあって行動し、原因(理由)は目的を正当化するために後付けしているだけ。 ・大切なのは何が与えらえれているかでなく、与えられているものをどう使うかが重要。 ・ライフスタイルとは、自分や世界についてのものの見方と、問題解決する際の提携パターン。 ・ライフスタイルは10歳前後には形成される。 ・ライフスタイルの決定に影響を与えるのは、両親の言動、兄弟関係(姉や妹、一人っ子等)、親子関係(家族の価値観と家族の雰囲気)、文化(国や地域の文化)。 ・多くの人は道の世界に踏み出すより現状を維持したいために、ライフスタイルを変えられないのではなく、変えたくないだけ。 ・ライフスタイルを変えるには、まず自分のライフスタイルを意識化し、そのうえで違うライフスタイルを選びなおす。 ・優越性の追求と劣等感は誰もが持っているもので、努力と成長への刺激となる。これらが強すぎるとコンプレックスになり人生に有用ではなくなる。 ・劣等感とは、他者との比較ではなく、理想の自分と現実の自分との比較から生じるもの。 ・劣等コンプレックスとは、劣等感を言い訳に使う事(例:Aであるから(ないから)Bが出来ない)。 ・本来は劣等感があるから努力するが、コンプレックスになると出来ないしないことの言い訳に使い、現実の課題から目を背ける。 ・優越性の追求とは、他者との競争ではなく、自分にとってマイナスからプラスを目指して努力すること。自分のペースで前に進めばよい。 ・真に人生の課題を克服できる者は、自分のためだけ優越性の追求をするのではなく、他者も利する仕方で前進する人。 ・優越コンプレックスとは、自分を実際よりも優れているように見せること(背伸びをしたり、自慢をしたりする)。 ・優越コンプレックスがある人は、実際に優れているかどうかは問題ではなく、他者より優れているように見えることが重要なため、常に他者の評価を気にして他者からの期待に応えようとする。 ・実際には自分が思っているほど誰も自分に期待も注目もしていない。 ・コンプレックスのある上司には、委縮せず普通に接する。上司の言う事が正しければ受け入れ、間違っていれば反論する。対等な人間として接すればよい。 ・人間関係を良くするためには、他者に関心を持つこと、他者は自分の期待を満たすために生きているのではなく他者も自分の人生を生きていることを理解すること。 ・他者の評価を気にして生きていることは、自分の人生ではなく、他者の人生を生きることになってしまう。 ・誰の課題かを分離(自分の課題と相手の課題)し、自分だけで解決できない課題は協力を求めて良い。また他者から求められたら出来るだけ協力する。 ・子どもや部下に対しては、親や上司から彼らの課題に介入するのではなく、彼らから共同の課題にしてほしいと申し出があった時だけ協力できるものにだけ共同で行えばよい。親や上司から介入すると、依存してしまい、自分で解決しようとしなくなってしまう。 ・他者を仲間と見ている人は、その仲間である他者に貢献し、貢献感を持つことで自分に価値があると思えて、対人関係に入っていく勇気を持つことができる。 ・生きる喜びや幸福は他者との関係からしか得られない。 ・人生の意味は、貢献、他者への関心、強力である。 ・共同体感覚とは、他者と平等に結びついていること。共同体感覚を持つためには以下の3つが必要。 ・まずは、ありのままの自分を受け入れる自己受容。一つの方法として、自分の短所を長所に置き換えてみて、自分に価値があると思えること。 ・次に、他者貢献感。自分の存在自体が他者に貢献していると感じられると、自分に価値があると感じられる。 ・最後は、他者信頼。信用は条件付きで人を信じることだが、信頼とは無条件で人を信じること。 ・自分の受け入れることができるためには、貢献感がなければならず、貢献感を持つためには、他者が敵ではなく仲間であると信頼できることが必要。 ・褒めることも、叱ることも、上下関係になっているためであり、子どもや部下とも対等な関係を持つことが大事。 ・褒められてうれしい人は、自分には能力がないことお他者に認定されたいということ。 ・子供や部下から何かをしてもらったら褒めるのではなく、感謝の気持ちを伝えることで、相手は貢献感を抱くことができ、自分に価値がある(自分を好き)と思えるようになる。 ・ただし、感謝を期待して行動する人は、承認欲求がある人。貢献とは、ギブ&テイクではなく、ギブ&ギブ。 ・褒められたり叱られたりして育った子供は、大人になってもそればかりを考えてしまい、自分にしか関心が持てなくなる。

Posted by ブクログ

2016/11/21

フロイトは戦争を経験する中で、「人間には攻撃欲求(*14)がある」と結論づけましたが、これに対してアドラーは、「人間は仲間である」という、フロイトとはまったく逆の思想に到達し 人は誰もが同じ世界に生きているのではなく、自分が「意味づけ」した世界に生きている 同じ経験をしても、意味...

フロイトは戦争を経験する中で、「人間には攻撃欲求(*14)がある」と結論づけましたが、これに対してアドラーは、「人間は仲間である」という、フロイトとはまったく逆の思想に到達し 人は誰もが同じ世界に生きているのではなく、自分が「意味づけ」した世界に生きている 同じ経験をしても、意味づけ次第で世界はまったく違ったものに見え、行動も違ってきます。 自分の経験によって決定されるのではなく、経験に与える意味によって、自らを決定するのである。 過去の経験が私たちの何かを決定しているのではなく、私たちが過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって自らの生を決定している 対人関係は悩みの源泉ですが、生きる喜びや幸せは、対人関係の中に入っていかないと得ることはできません。 無意識に身に付けてしまった自分のライフスタイルを意識化してみる。その上で、それまでとは違うライフスタイルを選び直す 健全な劣等感とは、他者と比較して自分が劣っていることで感じるものではなく、理想の自分との比較の中で生まれるものであり、健全な優越性の追求とは、先に引用したアドラーの言葉を使うならば、自分にとっての「マイナス」から「プラス」を目指して努力することです。 みんながそれぞれ「一歩一歩前に進む」 優越性の追求とは、このように他の人を押しのけて上へ上へと向かっていくようなものではありません。 優越性の〕追求において、他のすべての人を豊かにするという傾向を見せる人、他の人も利するような仕方で前進する人 対人関係は悩みの源泉ではありますが、生きる喜びや幸せも、対人関係の中でしか得ることはできません。

Posted by ブクログ

関連商品

最近チェックした商品