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くじ ハヤカワ・ミステリ文庫

シャーリイ・ジャクスン(著者), 深町眞理子(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/10/22
JAN 9784151823015

くじ

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商品レビュー

3.5

20件のお客様レビュー

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2024/04/03

それまでは微塵も形のなかった悪意が、不意に現れては肌を粟立たせる。普通のなにげない会話のやりとりに、徐々にきしみが見えてきたと思ったら、ただじっとりとした後味の悪さを残すばかり。そんな短編が大半を占めた、とても厭らしく、けれど惹きつけられてやまない作品集でした。 それは、ほの見...

それまでは微塵も形のなかった悪意が、不意に現れては肌を粟立たせる。普通のなにげない会話のやりとりに、徐々にきしみが見えてきたと思ったら、ただじっとりとした後味の悪さを残すばかり。そんな短編が大半を占めた、とても厭らしく、けれど惹きつけられてやまない作品集でした。 それは、ほの見える悪意や偏見といった感情は、レベルや形の差こそあれど、だれにでも覗くものだからなんでしょうか。危険だとわかっていても、高いところから地上を覗き見せずにはいられないような、不穏な高揚を呼び起こす、そんな物語たちでした。

Posted by ブクログ

2024/01/24

久々の文芸系短編集 特に派手な事件は起きないが、日常によくある情景を切り取って殊更強調するわけでもなく、描写する 怒り、焦り、悔しさ、蔑み、そういう形になる以前のモヤモヤとしたものを それとなく提示してくる なんかオチのようなものがないからこそか、あっという間に読んでしまった く...

久々の文芸系短編集 特に派手な事件は起きないが、日常によくある情景を切り取って殊更強調するわけでもなく、描写する 怒り、焦り、悔しさ、蔑み、そういう形になる以前のモヤモヤとしたものを それとなく提示してくる なんかオチのようなものがないからこそか、あっという間に読んでしまった くじという掌編は、意外にも日本ではかなり古い頃のSFマガジンが初出だったらしい 福島氏が編集長をやってた頃のようだ

Posted by ブクログ

2023/05/11

色々考えたり、深読みしたりしなきゃいけないんでしょうが、そんな暇はないし。「結局何だったんだ、今のは?」となる話がほとんど。

Posted by ブクログ

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