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偉くない「私」が一番自由
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偉くない「私」が一番自由
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商品レビュー
3.5
16件のお客様レビュー
米原万里の作品群から佐藤優が編んだ選集。 米原万里は少女時代をチェコのソ連学校で過ごし、ロシア語通訳者として活躍、のちに物書きとなった人。 親は共産党員で地下活動が長かったという。通訳として国際舞台での実体験も豊富であり、読書量は一晩に7,8冊は軽いという知見の持ち主。 ゆえ...
米原万里の作品群から佐藤優が編んだ選集。 米原万里は少女時代をチェコのソ連学校で過ごし、ロシア語通訳者として活躍、のちに物書きとなった人。 親は共産党員で地下活動が長かったという。通訳として国際舞台での実体験も豊富であり、読書量は一晩に7,8冊は軽いという知見の持ち主。 ゆえにエッセイもそんへんの文人が雑感を書くものとは一線を画す面白さだった。 (選集だからそう思うのかもしれないが) 政治や文化に対し批判精神を持ち、自身の考えが基盤にしっかりあることが感じられ、心地よい。 他の著作にも興味を惹かれた。
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米原万里さんのエッセイが好きで、何冊か読んでいる。本書は、佐藤優さんが編纂した一冊。東京外国語大学の卒業論文が掲載されているのも、本書の特徴。 今度、本屋さんに行ったとき、久しぶりに米原さんの書籍を手にしてみたいと思った。
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佐藤優氏が選んだ米原さんのエッセイ集。初公開の東京外語大学卒業論文が圧巻。最初は卒論だなんてつまらないなと思って読み始めたものの、後半はグイグイ引き込まれてしまいました。詩人ネクラーソフ…気になります。
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