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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2016/03/01 |
JAN | 9784163904177 |
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髪結い伊三次捕物余話 擬宝珠のある橋
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髪結い伊三次捕物余話 擬宝珠のある橋
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商品レビュー
4.4
16件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
江戸で擬宝珠のある橋は、日本橋、京橋、新橋だけだそうです。宇江佐真理「擬宝珠のある橋」、髪結い伊三次捕物余話№16、2016.3発行。2015.11.7にお亡くなりになった後、刊行された作品です。「月夜の蟹」(オール読物2015.6)、「擬宝珠のある橋」(同、2015.8)、「青もみじ」(同、2015.10)、「月は誰のもの」(文庫書下ろし、2014.10)、「私の髪結い伊三次捕物余話」(「本の話」、2014.2)が収録されています。「青もみじ」が遺作になるのでしょうか。
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今まで文庫本で読み続けてきたけれど、前作「竃河岸」と本作は単行本でしか刊行されていない。本作で最後のお話になってしまうとの事、思わず購入してしまいました。この人情味あふれる語り口、最後だと思うと辛い。 シリーズの主人公、伊佐次と伊佐次を支える人達、特にお文は歳をとるにつれどんどん...
今まで文庫本で読み続けてきたけれど、前作「竃河岸」と本作は単行本でしか刊行されていない。本作で最後のお話になってしまうとの事、思わず購入してしまいました。この人情味あふれる語り口、最後だと思うと辛い。 シリーズの主人公、伊佐次と伊佐次を支える人達、特にお文は歳をとるにつれどんどん人情が濃くなってくる。 子を想う、そして近隣の人たちを想う気持ちは強く伝わってくる。 近い将来、伊与太と茜が結ばれることを強く願いたい。
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今になってこの髪結い伊三次の最終編が出ているのを、、読んでいる。 「月は誰のもの」は、再読。 「擬宝珠のある橋」 江戸では、日本橋と新橋だけと。 頭痛のおまじないの願掛けの話も面白い。 宇江佐氏の江戸時代の人情話から、色んな知識を得たことを思い出す。 伊三次の子供伊与太が、お文...
今になってこの髪結い伊三次の最終編が出ているのを、、読んでいる。 「月は誰のもの」は、再読。 「擬宝珠のある橋」 江戸では、日本橋と新橋だけと。 頭痛のおまじないの願掛けの話も面白い。 宇江佐氏の江戸時代の人情話から、色んな知識を得たことを思い出す。 伊三次の子供伊与太が、お文の父親である海野のご隠居に「月は誰のもの」と、尋ねるシーンで「月は誰のものではない。独り占めしたのでは、世の中の人々がこんがるがるから、、、」と、説明するところなど、、、自然の物との関わり合いを、子供に教えている。 宇江佐氏の江戸への執着は、この時代の現実を目の前にして、皆仕事や、生活を全うする姿に、努力している人間の精神が、好きであったのだろう。
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