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かなわない

植本一子(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 タバブックス
発売年月日 2016/02/01
JAN 9784907053123

かなわない

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商品レビュー

3.9

69件のお客様レビュー

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2024/03/05

日記とエッセイ。 日々の生活、子育ての大変さ、不倫に加えて2011年以降なので原発事故を経た放射線被害への不安についても取り上げている。 切れ味の鋭い筆致で、インモラルな気持ちや行動も隠さず大げさにも控えめにもせず書き切っている。

Posted by ブクログ

2024/01/18

実在する人間のリアルな物語、想いに触れることができる稀有な本。 この圧倒的に率直な文章に対して、簡単に非難を浴びせられる人たちのことがわからないしこわい。これが人間じゃないか、と思う。あなただって案外近くにいるかもしれないのに。 これを読んで、もっといろんな人の、本当に考えている...

実在する人間のリアルな物語、想いに触れることができる稀有な本。 この圧倒的に率直な文章に対して、簡単に非難を浴びせられる人たちのことがわからないしこわい。これが人間じゃないか、と思う。あなただって案外近くにいるかもしれないのに。 これを読んで、もっといろんな人の、本当に考えていることを知りたいと思った。けれど、これ以上のものに出会うことができるのだろうか。

Posted by ブクログ

2023/12/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

いやー、すごい本だった。 帯に「叙事詩」って言葉が使われてたんだけどいや本当にこれは一大叙事詩。限界育児のこともさることながら夫の石田さんへの愛憎入り混じった思いとか、あと途中から一子さんの好きな人まで出てきて、あっ不倫……不倫だ……と読んでるこっちが後ろめたい。そして書き下ろしの「誰そ彼」本当にすごかった。これを書ける、書こうと思ったその覚悟がすごい。 この本が出ることによって一子さんはものすごく失うものが大きいんじゃないだろうかと思ったけれど、失うものが大きいんじゃないかと思うものって大抵得るものも同じくらい大きいんですよね。これを一冊の本にした、できたのはまじで一子さんの人生の財産だと私は思う。誰だよお前って感じですけど。この本も実は金原ひとみが紹介していて、それで興味を持って購入したものだったのだけど、金原ひとみがシンパシーを感じるなら私にとってはハズレがないよな。 本当に読んで良かった本でした。世の中の日記かくあるべしとまでは思わないけど、でも全てを曝け出そうともがく文章が私は好きです。

Posted by ブクログ

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