ミナペルホネンのデザイナー皆川明の特集本 ミナペルホネンのテキスタイルを実現している職人さん、工場を取材している記事が面白かった。 芸術作品と職人作業の融合のような匠の技から服ができていることがよくわかる。 皆川明へのインタビューから 気になったフレーズ ＿＿＿ 工場で布を織るのは機械ですが、プログラムするのは人。職人さんから「できない」と言われたら、それはできないことになる。しかし、その先があると思う人が機械を動かすと、限界が広がっていきます。機械ではなく人ができるものの限界を決めるんです。そうやってコミュニケーションを取りながら作っていくことが、この仕事の喜びです。絵をかき上げることにも喜びはあるけれど、誰かと一緒に布を作り、社内の誰かが型紙を引いて、服が完成していくほうがもっとうれしい。プロセスが増えると、うれしいことも増えていきます。 ＿＿＿ ブランドにとって、お店を出すことは大きな出来事です。求められる分だけ服を作り、それを伝える場所が見つかったときにお店を出すということもずっと変えないでいこうと考えています。１年に何店舗オープンさせるというように、ビジネスの規模を決めてそれに仕事を合わせることは絶対にしません。それよりも密度の高い質量のあるブランドにしていきたい。経営者としての仕事はあくまで服作りのためであって、それが逆転することはありません。 ＿＿＿

東京でやってた展示が巡回するそうです！ この本は2015年のものですが予習に(^^) テキスタイルは染めだけじゃなくて刺繍も！ NHK日美で紹介されてなかったら 通り過ぎていた作家さんです うん？デザイナーかな 自分は身につけたりしませんが 眺めて楽しみたいですね！ワクワク！ ジオ・ポンティ　イタリアミラノ建築家