タイトルだけ見た時、もっと堅い解説本かと思ったけど、なんとも軽快な語り口で旅行記のような実験記録のような様相でトースターを作ろうと奮闘する様が描かれていた。 そのくせ、こちらに訴えてくることは工業製品の見えない部分というか社会についてだとか結構広く重たい話しで。 ほんとうにやったことをそのまま語るようにして容易に、またいち一般人としてトースターを作る過程を追ったからこそこのメッセージが重くこちらに伝わるのだろうなと思った

トースターをゼロから（それこそ鉱石を入手するところから!）作るという試みの記録を書いた本。 馬鹿だなーと思うけど、好きですこう言うバカさ。誰もやったことのない事にチャレンジし面白おかしく伝えてくれる本、楽しく読める。 まあよくやるよと思うし、進められるところも凄い! ノンフィクション本を探しているところで見つけた本。エンジニアにお勧め（？）の一冊。

風邪気味かつ直前に社会問題系の本読んでたので明るくてシャッと読めるのがいいなあ、とずっと積んでたこの本 明るいしシャッと読めたけど、社会問題ッ まずルール作ってどういう思想のもとに作ってるのか周りにも自分にもわかるようにしつつ、適度にそれを緩めたり踏み越えたり屁理屈言ったりして納期に間に合わせるのがすごい しかし身の回りにあるものってこの本で言われてるとおり、全然手触り感がない その場にポンっと現れたみたいな感覚でポチってたけど、改めてその成り立ちを考えると、今までワクワクしてたインスタの服やインテリアや便利家電の投稿が途端にevilに見えてくる いや、元々服とかには「いやこれがこの値段？？？」とは思ったりしてたけど、トレンドという名の消費喚起に乗っかりたい自分もおり、、、 めんどくさがりだがルールは守りたいというので居住地の細かいゴミ分別に文句垂れてたけどせめて必要なコストなんだろうと考えを改める めんどくさいことを避けるためにも買うタイミングからよく考えることにする