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誰も戦争を教えられない 講談社+α文庫

古市憲寿(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2015/07/24
JAN 9784062816069

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誰も戦争を教えられない

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商品レビュー

3.7

21件のお客様レビュー

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2023/05/13

うーん、読めなかったなあ…もちろん初めから終わりまできちんと読んだのだけど、結局のところ古市さんはどういうスタンスに立っているんだろうかということが良くわからなかった。 各国各地の戦争博物館は、エンタメ性がなければ、そしてリニューアルをしなければ、来場者が見込めず、廃館となってし...

うーん、読めなかったなあ…もちろん初めから終わりまできちんと読んだのだけど、結局のところ古市さんはどういうスタンスに立っているんだろうかということが良くわからなかった。 各国各地の戦争博物館は、エンタメ性がなければ、そしてリニューアルをしなければ、来場者が見込めず、廃館となってしまい、その戦争の記憶を残せなくなってしまうという言い分はよくわかるのだが、やはり戦争にエンタメ性は求めてはいけないというように思うし、戦争は、テレビだったり映画だったり、もしくは本だったり体験した人から話を聞くなりそういうもののさまざまな視点から学ぶもので、『「誰も」教えてくれない』わけではないと思う。まあ、でも、コロナが始まって最初の緊急事態宣言が出てしまった頃、出る前に広島で原爆ドームや平和記念博物館を見たが、この本に書いてあるような視点から見たわけではなかったので、やっぱりこの本は買って、旅先に持って行って読んで、改めて観に行ってみたいなと考えさせる本だった。

Posted by ブクログ

2023/04/06

うっすーいなぁ,薄い! なーんにも内容がないよー!っと変なダジャレが出てしまう. ひたすら「しょうがないじゃん,知らないし,これ以上深めたくないし」と繰り返しているようにしか読めないし,社会学者としての責任ある主張からひたすら逃げているとしか思えない. もしかして…本当に何も意見...

うっすーいなぁ,薄い! なーんにも内容がないよー!っと変なダジャレが出てしまう. ひたすら「しょうがないじゃん,知らないし,これ以上深めたくないし」と繰り返しているようにしか読めないし,社会学者としての責任ある主張からひたすら逃げているとしか思えない. もしかして…本当に何も意見がない⁉︎ 宮台さんみたいなエッヂの効いた社会学者ってそうそういないってことかʅ(◞‿◟)ʃ

Posted by ブクログ

2023/01/16

著者がハワイのパールハーバーを訪れたことからこの本は始まる。 パールハーバーは、白を基調とした記念館があり、いたって爽やかで戦争の暗いイメージはあまり感じられない。それはアメリカが戦勝国で今も現在進行形で戦争をしているから。 対して日本の戦争関連の博物館では、戦争の悲惨さは目一杯...

著者がハワイのパールハーバーを訪れたことからこの本は始まる。 パールハーバーは、白を基調とした記念館があり、いたって爽やかで戦争の暗いイメージはあまり感じられない。それはアメリカが戦勝国で今も現在進行形で戦争をしているから。 対して日本の戦争関連の博物館では、戦争の悲惨さは目一杯伝わってきても、なぜこの戦争は起きてしまったのか、今後どうしていくべきか、などのメッセージは感じられない。 いずれも主語がない。右派と左派の妥協の産物のような中途半端な博物館しかない。 唯一、靖国神社にある遊就感はメッセージ性のある博物館だが、運営団体は宗教法人であり国ではない。 国としては、大東亜戦争に触れたくない、メッセージなんて残したくない、後世に伝えることは何もないということなんだろう。 義務教育で教えないことにも通じている。 「戦争ダメ絶対」と繰り返しながら戦争の加害者にも被害者にもなることができない日本。対してドイツは威風堂々と敗戦を宣言し、街を歩けば戦跡に当たる。国家として戦争の記憶を残そうという姿勢が伝わってくる。もう一つの敗戦国イタリアは、国家ではなく地方の歴史として戦争を語り継ぐ。特に第二次世界大戦の終結に至っては複雑な経緯があり、純粋な敗戦国とも言えないから、日本ドイツとは立ち位置が異なる。 時間はどんな凄惨な出来事でさえも冷却させる効果を持っている。 近代国家の出現によって戦争は悲惨さを増し、犠牲者も増えたと思いがちだがそんなことはない。国家が出現する前の狩猟時代には、現代では考えられないほど部族間の争いが絶えなかった。世界的に殺戮やジェノサイドが深刻化するのは独裁政権下ではなく、無政府状態になった時。 近代国家は、実は戦争による犠牲を抑止してきたと言える。 「誰も戦争を教えてくれなかった」という単行本の題名について、著者なりの答えが文庫本の題名「誰も戦争を教えられない」。誰も戦争を知りようがないし、教えようがなかったということ。 戦時下を生きていた人でも、年齢、属性、住んでいる地域によって戦争の姿は全く違ったものになる。 日本として共有している大きな記憶も、人によってその記憶はバラバラで、数えきれないほど無数の小さな記憶の上に成り立っている。 戦後70年、著者をはじめとする若年層は戦争なんて知らない。そこから始めていくしかない。 戦争を知らず平和な世界で生きてきた。そのことを気負わず肯定して生きていくこと。 背伸びして国防の意義を語ることも、安直な想像力で戦死者たちに同情することも、戦争を自分に都合よく解釈することも不要。 著者の戦争に対する独特な考え方が赤裸々に綴られていて読み応えがあった。

Posted by ブクログ

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