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王とサーカス

米澤穂信(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社
発売年月日 2015/07/29
JAN 9784488027513

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商品レビュー

4

407件のお客様レビュー

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2024/05/11

ずっと読みたいと思ってて、タイミングを見計らっていた本。 主人公の太刀洗万智さんがでてくる本で、ベルーフシリーズと呼ばれるらしい。知らなかった。ベルーフとは天職、職業という意味らしく、確かにジャーナリズムをすごく感じる作品。 太刀洗さんの話を時系列で読みたいと思ったら 『さよな...

ずっと読みたいと思ってて、タイミングを見計らっていた本。 主人公の太刀洗万智さんがでてくる本で、ベルーフシリーズと呼ばれるらしい。知らなかった。ベルーフとは天職、職業という意味らしく、確かにジャーナリズムをすごく感じる作品。 太刀洗さんの話を時系列で読みたいと思ったら 『さよなら妖精』→『王とサーカス』→『真実の10メートル手前』 で読むと良いらしい。 完全に逆に読んでしまっているけど、きっと誰から読んでもとてもおもしろく、彼女の強烈な個性に魅力を感じると思う。 積読しながら次回は「さよなら妖精」も読みたい。 一介のフリージャーナリストなのに、話がどんどん大きくなるやん〜と盛り上がっておいて、二転三転していくストーリー展開に夢中になった。最後のオチも投稿することの大変さ、危うさを考えさせられるもので勉強になった。

Posted by ブクログ

2024/04/11

小説家というのは職業名であろうか? または、想像の翼を持ち、実像の追求を怠らず、読者へサービスしてくれる人をそう呼ぶのだろうか? この作品の主人公「大刀洗万智」は、「記者」であり、それを「わたし」と作者は書く。 そして、読者も「作者=わたし=記者=読者」という気持ちにさせられる。...

小説家というのは職業名であろうか? または、想像の翼を持ち、実像の追求を怠らず、読者へサービスしてくれる人をそう呼ぶのだろうか? この作品の主人公「大刀洗万智」は、「記者」であり、それを「わたし」と作者は書く。 そして、読者も「作者=わたし=記者=読者」という気持ちにさせられる。 2001年6月のナラヤンヒティ王宮事件と、関係有りや無しやの殺人事件。 読み応えたっぷりです。

Posted by ブクログ

2024/04/05
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

『王とサーカス』 2024年3月31日読了 SNSで個人が気軽に発信できてしまう時代。 そんな現代だからこそ読むべき一冊ではないだろうか。 本書は2001年に起きたネパールの王族殺人事件をベースに作られている。カトマンズを訪れたことのある身として、改めて知っておかねばと手に取った。実際に起きた王族を巡る殺人事件と主人公・太刀洗万智の周りで起きる事件とのかけ合わせが絶妙で、リアルな熱量を帯びながら物語が進行していく。 実話を扱った本格派のミステリーとして面白いのはもちろんのこと、本作の妙は「ジャーナリズムの本質とは何か?」を読者に突きつける点にあるのだろう。作者があとがきで述べるように「知を求めることは善なのか」という疑問を、本書は我々に強く問いかける。 スマホを手にすればいとも簡単に世界中に発信でき、刺激的な情報が無限に湧いて出てくる現代。人々はそれがたとえ悲劇的な出来事だとしても、扇動するような情報を流したり、より刺激的な画像や動画を投稿したりしてしまう。そういった投稿がよく閲覧されること、つまり本書でラジェスワル語ったように「自分に降りかかることのない惨劇は、この上もなく刺激的な娯楽」だと知っているから。 日々無数の情報が発信され、人々に消費されるようになって久しい。私たちは情報を発信すること、受け取ること、そして拡散することの危うさをきちんと理解しなくてはならない。

Posted by ブクログ

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