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つまをめとらば
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つまをめとらば
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商品レビュー
3.6
84件のお客様レビュー
江戸の日記をそのまま読んでるかのような、こんな恋愛が実際にあったのだろうなとひたすら思える短編集 今の男と女もこの本の通りかと言われれば、ちょっと違う気がする。その違いはなんなのだろう ただこの女達のように歳を重ねたいと思う気持ちは、きっとどの時代で読んでも新鮮に胸に残るだろうな
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ここにきて、青山文平がおもしろい。 昔はあんまりと思っていたのに、なぜだろう。 以下、引用。 「あらかたの男は、根拠があって自信を抱く。根拠を失えば、自信も失う。 句会に出る男の顔は、見立て番付の場処次第で、顔つきが、変わる。〜 けれど、女の自信は根拠を求めない。」 「「好...
ここにきて、青山文平がおもしろい。 昔はあんまりと思っていたのに、なぜだろう。 以下、引用。 「あらかたの男は、根拠があって自信を抱く。根拠を失えば、自信も失う。 句会に出る男の顔は、見立て番付の場処次第で、顔つきが、変わる。〜 けれど、女の自信は根拠を求めない。」 「「好物ができるということは、弱みができるということだ。弱みは持たぬようにしていたのだがな、やはり旨い」」
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六つの話をまとめた短編集。『ひともうらやむ』と『逢対(あいたい)』がとても良かった。 特に『ひともうらやむ』の主人公・長倉庄平の「本家の嗣子(しし)を護るのは分家の務めだ。」という考えが己を支えたこの作品が一番良かった。
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