基本的にネットビジネス自体触ったことがないという初心者向けの内容のため、普段からブログを見る方などには当たり前のことばかりかもしれません。 商品を売りたい場合は、売りたい売りたいアピールをするのではなく、客の目線に立ち最後まで悩み相談に徹するだったり 実際の利用者の声や体験談を設置して購入意欲を向上させたり不安を取り払ったりなど。 世間でこういうブログありふれてるよな〜っていう典型例を改めて確認できます。 そのため、自分の個性をプッシュしたり周りから抜きんでた結果が欲しい方にはお勧めしません。 ただし、あくまでもブログに対する基本的な考えややり方、意義については非常に分かりやすくまとまっているため、こちらをまず読んでから応用編に手を出していくのもありだと思います。

ブログでメインサイトへの集客をしたい人への手引書。事業をやっている人向けの本。 その割に、書いてある事はありがちで、「自分メディア」として運用せよ、との事。よく書いてあるということは、その分正攻法なのでしょうが。 他のブログライティング指南本やセールスレター本に書かれている内容を混ぜて、ポイントを絞った感じです。 最後にSNSの活用やSEOについても少し書かれていますが、SEOの手法はどうかなあ…という感じ。 メインサイトにやるならともかく、ここまで来ると「サイトのためのブログ」という前提を見失っていそう。途中までは結構意識されていましたが。 また、誤植が多かったのも気になります。 各種サイトのスクショも掲載されていますが、たまたま写っている内容が性的なものだったり、広告が入ったりしていても無修正で掲載されていて、なんだかなあ。 客をこちらから選んでいけ、というスタンスは評価できました。 また、記事の書き方の章ではタイトルの例文なども多いので、ネタに困ったらパラパラめくるのもヒントにはなるでしょう。 総括としては、他の本を読んだことがあるなら、わざわざ読むほどでもないかと。 このシリーズは文章量が多くなく、さくっと読めるので、これからブログを始める・頑張る人がチートシートとして読むのには適しています。