2024/01/11再読。 (下記2016/01/16記述) 夜のフォトリーディング。明日は朝に高速リーディングし、電車の中で高速を含めて熟読する。 朝の高速リーディング。そういえばアメリカでこの著者のラジオ番組を聴いていたことを思い出した。帰国後、本書の主張のようにキリスト者の土台を創世記だととらえ、人にも語った。得に本書では1章から11章までを重要な土台としている。それがいま脅かされつつあるとのこと。米国の信仰的衰退は進化論を妥協的に受け入れてしまったことによると説明している。問題は進化論が宗教であること。進化論対創造論の戦い。 読了。著者の創造論vs進化論の戦いの構図を納得。進化論を攻撃し、創造論を肯定しないとキリスト者の霊的戦いの全体もたやすく崩れると理解。星四つ。 下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる： 6-7：教会は進化論を妥協的に受け入れてしまい弱っている。私たちが世界に対して語るべき、神から与えられているメッセージとは、「創造主なる神がおり、私たちの主権は神にある。そして被造物たる人には神にあって生きる目的と意義がある。」という物。 24-25：創世記は文字通りに解釈するとやってくる反論「あなたは他人の意見に寛容でなければならない」に対しては、「では創世記を文字道理に解釈する。同性愛を否定し、堕胎は罪だという、私の意見にも慣用であるのですか？」と質問する。彼らは受け入れられない、なぜなら進化論者や同性愛などの罪の擁護者は、それらの意見に関して寛容なのではなく、それらを信じ切っている信仰であり宗教であるから。 26：「絶対的な物はない」という人々はその意見が「絶対的」で他を受け入れられない状態にある。 34：人は御霊によってでしか先入観を変えて主イエスを受け入れることはできない。（説得ではない。祈りである。） 37：「創造か進化か」という問題こそ、現代の諸問題の根源。霊的戦いの中核。 46-47：「進化論は科学だ。だから訂正を常にしている。」という人に対して「その通り」と受け入れつつ「だから進化論は仮説であり、これが正しいかどうかはまだ分からないのですよね」というと、「いや進化論は正しい」といってぼろを出す。進化論は「神はいない。だからすべては自然に発生した」とする宗教。創造論も信仰。 55：キリスト者は「人類という一つの種があるだけ」と主張すべき。人種は進化を説明しない。 61：進化論を教える学校での著者の試み。生徒にどのような哲学や科学も、仮定と前提が何かをはっきりさせてから学ぶという姿勢を教えたところ、進化論を盲目的に受け入れなくなった。 62：反論してくる人に論駁的無いときの著者の答え。「私は今あなたに反論する材料に不足していますが、聖書の内容からあなたのいっていることは誤りであることは分かります。そのことを私がいま証明できなくとも、誰か他の人ができるでしょう。何より聖書がいう事と世の科学が相反するのであれば、それは世の科学がまだ分かっていないことを聖書が述べているに過ぎません。聖書は絶対的に信頼できます。」 75：有神進化論は妥協の産物。聖書的ではない。 95：創世記は信仰のどだい。 135：進化論はあらゆる堕落のどだい。 136：創造の信仰に立たなければ全てが空しくなってしまう。 144：中絶の問題が意識されなくなった背景には、おなかの中で進化の過程をたどる、という嘘がある。人ではないものは中絶しても良いという考え。 149：キリスト者も世の堕落と戦っているが、ヒューマニズムや中絶に対して戦っていても、土台である進化論に対する攻撃はしていない。世は創造論というキリスト者の土台に対して確実なる攻撃を加えてきている。 190：ホセア4：14「悟りのない民は踏みつけられる」。 213：鋭い犬歯を持ちながら草食である動物がいる。堕落の結果として一部の動物は肉食になった。 219-220：創世記は文字通りの歴史。象徴であるとするなら、聖書のその他も省庁と解釈され得る。キリストも省庁となり得る。 226：「種類に従って」神が被造物を造ったということは、有神進化論への大きな反論。 231：創世記4：21-22にはアダムの子孫が楽器を奏で狩猟の道具を造ったことが記されている。彼らは原始的な生活をしていたわけではない。 242：第二ペテロ3章の、神にとって一日は1000年、1000年は一日という記述は、再臨について述べた箇所であり進化に必要な長時間を肯定できない。

「多くの人は、なぜ、進化に関する本を読むことで時間を費やすのか。殺人、暴力行為、家庭崩壊などの増加は、世界中のニュースの見出しを飾り、その絶え間ない混乱は世界中に及んでいる。私たちが、対策を考えなければならない最重要課題は、それらの原因である進化主義をおいて他にあるだろうか。」（ケン・ハム）