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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784334768782 |
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ロスト・ケア
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ロスト・ケア
¥330
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商品レビュー
4.2
258件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
社会派ミステリはあまり読む事がなくて、太田愛さんの作品以来。こちらは介護をテーマにしていて、自分自身の親もそういう年齢に差し掛かっているので現実を突きつけられるかのようで怖かった。 作品は犯人は「彼」と表現され、検事、介護施設大手フォレストの社員、被害者家族の視点でストーリーが進んでいく。犯人の目的は予想がついてはいたが、タイトルになっている「ロスト・ケア」を行う為に犯行を繰り返していてサイコでも残虐な殺人鬼でもない犯人像は他の作品とは違う。 佐久間はフォレストを退職する時に得た介護利用者名簿を使って詐欺を始めた。名簿自体を横流して金を得ていたがそこに施設情報や職員の勤怠情報まで一緒に渡してるのは結構違和感があった。足がつかないように最小限な情報しか普通は渡さないのでは? 検事の大友の補佐をしている椎名が数学や統計学に強いという設定は出来過ぎ。終盤にある事件の現場に残されていた佐久間のデータを分析して色んな可能性が分かるのだが、水を得た魚のようにストーリーが進んで犯人に辿り着いた。犯人が実は?…ってのもそこでヒネリいるかな?笑。 序盤からたくさん伏線を敷いてストーリーをまとめているが、テーマがリアルだけに出来過ぎな設定でリアル感が薄れてしまっていると思った。でも、ドラマや映画だとそれも盛り上がる演出としてちょうど良さそう笑。 本の帯に映画の松山ケンイチと長澤まさみが載っていたのでかなり意識して読んでいました。松山ケンイチが犯人とバレバレだと思うので小説とは違うストーリー展開?映画も観てみたいと思いました。
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介護業界の闇を知り、まさに”社会の穴”を痛感した。 介護する側もされる側も、貧富の差を問わず全員が救われる世の中になってほしい。 大友と佐久間の善人っぷりとクズっぷりが対照的なのも、話の展開に良いスパイスとなっていた。
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映画が上映されている時から気になっていたので本を購入して読みました。 他人事ではなく将来自分も経験することになるかもしれない介護について深く考えさせられる本でした。 欺波という人物、彼という自分それぞれで話が進んでおり構成が面白かったです。 映画のポスターや予告から犯人が誰か分か...
映画が上映されている時から気になっていたので本を購入して読みました。 他人事ではなく将来自分も経験することになるかもしれない介護について深く考えさせられる本でした。 欺波という人物、彼という自分それぞれで話が進んでおり構成が面白かったです。 映画のポスターや予告から犯人が誰か分かっていたので分からないまま読み進めて行きたかったです。 機会があれば映画も観たいと思いました。
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