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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 光文社 |
発売年月日 | 2015/02/01 |
JAN | 9784334768669 |
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商品レビュー
3.8
38件のお客様レビュー
面白かった。芸術を創り上げる過程とそれに携わる人々の心象風景を丁寧に描く。ドビュッシー シリーズにも共通する感動がありました。 ミステリーとしての鋭さはイマ一つかもしれませんが、主人公大好きです。
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これは映画を愛する人、いやモノづくりを愛する人達の話だ。 正直この話のあらすじを読んだ時、このタイミングで読むのはどうかなぁとちょっと悩んだんですよね。 話の方向性は違うけれど、モノづくりに関するニュースが取り上げられたりしてるこのタイミングだとちょっとくるものがあるかなぁって...
これは映画を愛する人、いやモノづくりを愛する人達の話だ。 正直この話のあらすじを読んだ時、このタイミングで読むのはどうかなぁとちょっと悩んだんですよね。 話の方向性は違うけれど、モノづくりに関するニュースが取り上げられたりしてるこのタイミングだとちょっとくるものがあるかなぁって。 でも読み終わってから「この話をこのタイミングで読んで正解だったな」と確信しました。 この作品、ミステリー作品ではあるんだけど途中からミステリーとかちょっとどうでも良くなっちゃうというか(言い方悪いけど本当にそうなの)、憧れだった世界で夢と現実のギャップに燻る主人公の成長物語の方がグッときてしまったというか、まぁとにかく熱いんですよね、登場人物がみんな熱い。 映画の業界の話やら専門用語も詳しく解説してあるし、合間に出てくる現実作品のエピソードもとても面白い。 作者の中山七里さんはかなりの映画好きだとどこかで読んだのだけれど、その知識が存分に発揮されている作品だと思います。 あとね、別の作品に出てくるやたら印象強い彼女もまた現れるんですけどね、これがまぁ「お前!お前!本当にお前は!!!」って感じの憎たらしさを全面に押し出してるんですよね……でもこれがまたいい役なんだよなぁ。 でもごめんやっぱ1回痛い目見て欲しい。 私達が何気なく取捨選択して眺める映像作品。 一生かかっても観られる数ではないその作品ひとつひとつにこういう物語が隠れているものなんだろうなぁ。 「映画は水物」という表現が作品中に出てくるんだけれど、本当にその通りだと思います。 実際ふんだんにお金をかけて作った作品がすぐに上映打ち切られたり、低予算のインディーズ映画が大ヒットを飛ばしたりとかありますもんね。 全てのモノづくりに関わる人達がこのくらい真剣に作品と向き合ってくれているんだと信じたい。 そんな作品です。
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この小説はミステリーではない。映画に己の全てを捧げてきた者のか哀歌である。 鬼気迫る映画の撮影現場の緊張感。そこにはテレビ界でどれだけ視聴率を取ってきたかは関係ない。あるのは、映画を観る者が心を揺さぶられるか否かだけ。 久々に大スクリーンの映画を観たいと思わせてくれた。
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