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子ども・家族支援に役立つアセスメントの技とコツ

笹川宏樹(著者), 菅野道英(著者), 梁川惠(著者), 大島剛(著者), 川畑隆

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定価 ¥2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 明石書店
発売年月日 2015/01/01
JAN 9784750341309

子ども・家族支援に役立つアセスメントの技とコツ

¥770

商品レビュー

4.5

2件のお客様レビュー

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2023/02/25

臨床場面で役に立ちそうと思って借りてみた。 最初の二人の記述を読み、それに対する別の人物の評価?感想?を読んで、あれ、なんだこの本、対象読者は誰だ、なんの目的で書かれたのか?と違和感を覚えた。評者が、あからさまに記述者の不足な点を指摘したり、物足りないと言ってみたり、誉めたり共感...

臨床場面で役に立ちそうと思って借りてみた。 最初の二人の記述を読み、それに対する別の人物の評価?感想?を読んで、あれ、なんだこの本、対象読者は誰だ、なんの目的で書かれたのか?と違和感を覚えた。評者が、あからさまに記述者の不足な点を指摘したり、物足りないと言ってみたり、誉めたり共感したりはしているが、結構ストレートな物言いで批評しているので面食らってしまった。よくよく読んでみると、どうやら本書に収録されている8人の筆者は、『そだちの臨床』を刊行していた心理士仲間だったようで、お互いのそれぞれの知識や経験から、後進へ伝えたい臨床場面での考え方やコツを披露するという目的で編まれたものらしい。 ああなるほど、だから『そだちの臨床』とか『こころの科学』とか、その道の専門家が一つのテーマに沿ってそれぞれ論考を書いている雑誌のような印象だったわけか。 どの著者も、それぞれ児童福祉での心理士としての経験が長く、各地の児相での所長を務めていたり、大学で児童福祉を教えていたりと、その道のかなりのエキスパートなので、非常に示唆に富み、勉強になることばかり。また自身の体験した事例をあげつつ対応に関する考察をしているので、とても興味深い。全員心理士のため、心理臨床のケース対応について述べられているが、必ずしも心理臨床に拘らずとも、児童福祉を生業とする人物なら非常に参考になるだろう。 彼らの共著がほかにもあるようなので、またぜひ手にしてみたい。

Posted by ブクログ

2016/01/16

著者8人による子ども・家族支援におけるアセスメントの解説書。理論的な話に留まらず、実践的な内容が充実している。児童福祉領域で働く人にとっては、自身の臨床を振り返る上で示唆を得るところが多いと考えられる。また、全体に家族療法をベースにして論が展開されているため、家族療法を学ぶ者にと...

著者8人による子ども・家族支援におけるアセスメントの解説書。理論的な話に留まらず、実践的な内容が充実している。児童福祉領域で働く人にとっては、自身の臨床を振り返る上で示唆を得るところが多いと考えられる。また、全体に家族療法をベースにして論が展開されているため、家族療法を学ぶ者にとっては、実践に活かすための指南書にもなっている。 論考一つ一つに他の執筆者が批判的にコメントしているため、著者たちによる自己満足に終わらず、より密な議論へと昇華されている。したがって、家族療法を志向する著者たちの特徴が存分に活かされた、相互作用的な構成となっている。総じて、クライエントを中心に考えられた、臨床に対して実直な一冊といえるだろう。

Posted by ブクログ

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