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定本 百鬼夜行 陽
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定本 百鬼夜行 陽
¥385
在庫なし
商品レビュー
3.7
30件のお客様レビュー
久々に二度目として読んだ。 『鵼の碑』を読んだあとだったので、補完されて良かった。本編を読んだあとだと印象が変わっていて面白かった。 あとは薔薇十字のおこりが垣間見えたのも嬉しい。 スピンオフは、シリーズを読み直したくなるいい作品のタイプだと思う。
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『鵼の碑』を読み終わったので再読。 百鬼夜行シリーズのスピンオフであるものの、主要キャラクターの登場は限られ(「目競」は除く)、蘊蓄も少ないので、著者の文章そのものをより味わえる。登場人物の心の裡をメインにつづられているので妖しく幻想的でありあがら、覗き見ているような後ろめたさも...
『鵼の碑』を読み終わったので再読。 百鬼夜行シリーズのスピンオフであるものの、主要キャラクターの登場は限られ(「目競」は除く)、蘊蓄も少ないので、著者の文章そのものをより味わえる。登場人物の心の裡をメインにつづられているので妖しく幻想的でありあがら、覗き見ているような後ろめたさも相まって、退廃的ですらある。 とはいえ、シリーズを読んでいる者としてはスピンオフとして楽しめた。シリーズを読み返すと、ちゃんと繋がっている記述に出くわしたりして、その確立した世界観に慄く。実はそういうパラレルワールドがあって、京極さんは行き来できちゃってるんじゃないかと思ってしまう。
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魍魎の匣、狂骨の夢、絡新婦の理、陰摩羅鬼の瑕、邪魅の雫、鵺の碑を彩る人々の心に、闇が、棲む という帯の説明通り。 鵺の碑に出てくる人の話は2つ。 この本を先に読んでたら 誰の話?ってなってたと思う。 最後の榎木津の話は興味深い。 人の記憶が見える。そんな榎木津の子供の頃...
魍魎の匣、狂骨の夢、絡新婦の理、陰摩羅鬼の瑕、邪魅の雫、鵺の碑を彩る人々の心に、闇が、棲む という帯の説明通り。 鵺の碑に出てくる人の話は2つ。 この本を先に読んでたら 誰の話?ってなってたと思う。 最後の榎木津の話は興味深い。 人の記憶が見える。そんな榎木津の子供の頃から探偵を始めるまでの話。
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