世間はGWじゃなw わしはGUUTARA WEEKですが（笑） ってな事で、阿部和重 × 伊坂幸太郎の「キャプテン サンダーボルト」 ガイノイド脂肪に注意しろ！ 冒頭のこの一言で興味津々に読み始めるが…。 東京大空襲からB29の三機が何故か山形の蔵王に墜落する。 その行方を調べる桃沢瞳に小学生時代、野球部のチームメイト同士だった相葉時之と井ノ原悠が絡んでその謎を解明して行くその先には…。 久々に伊坂幸太郎の本を読んだけど、ギャングシリーズのテンポ良い面白いやつのイメージで読んだら、ちょっと重かった（笑） 終盤はハラハラ、ドキドキで面白かったけど♪ 2015年21冊目

金目当ての同級生コンビと謎の殺し屋という、いつもの伊坂さんっぽい設定の長編。感染症の謎がキーになっていて、刊行当時はSARSなんかが流行していた頃だったのかな。2020年代の今でもコロナ禍の記憶があるのでスンナリ受け入れられた。 500ページ級のボリュームで読み応えがある。 戦隊モノに思い入れがないので、主人公の相葉がバカにしか思えない。相棒の名前が井ノ原って。 楽天のマー君に時代背景を感じる。犬の名前のポンセに伊坂さんの年頃と親近感を感じる。

思ったより面白くなかったのは何故？ やはり伊坂幸太郎好きからすると、なんとなく伊坂テイストがあるけど別の小説家の物語みたいな感じだからなのかな。 合作だからそうなるのは当たり前なんだろうけど、個人的にはあまりハマれず。 壮大な設定の割にはイマイチワクワク感もなく。 なんとか最後まで読んだけど、やたらカッコつけてる台詞も今回はなんとなくクサく感じてしまった。 期待してただけに残念！