『顔をあげて。そばにおるで。』（著：林美佐子） いわた書店さんの「一万円選書」の１冊（１０／１１） 今年の３月、キャンセル待ちに当選して、届いたカルテに記入し、待ちに待った本が届きました カルテに書いた私の希望は「小説が読みたい」 選ばれた１１冊の本はどれも素晴らしく しばらく小説を読んでいなかった私の胸のスポンジに たくさんの感情の雨を降らしてくれました また一万円選書をお願いしたいけど、大人気で再度は無理のよう・・・ いわた書店さんに選んで頂いた本から、自分で新たな世界を広げていきたいと思います いわた書店さん、小説の素晴らしさをまた思い出させていただいて ありがとうございました！ １１冊の中には、テンポ良く読み進めてしまって付箋すらつけずにいたものもあります。 付箋が付いている本は付箋部分を紹介 付いていない本は備忘録としてタイトルのみご紹介します。 ・泣ける場所がないってことがとてつもなくつらいことだと、初めて気がつきました（ｐ２８） ・最初はどんなに警戒されても、嫌がられても、私はブレないのです（ｐ４０） ・できるだけ余計なフィルターをはずし、対象の本質を見るということは、大切なこと。そしてそれは他人を見る目の 　ことだけでなく、自分を見る目にもあてはまります（ｐ６８） ・人は、いつらでも変われます。７０歳からでも変われます（ｐ８１） ・意欲のスイッチは人それぞれです。そのスイッチを、思いつく限り押してみるのが私のやり方です（ｐ８６） ・「してあげられる」ことはなにもありません。「させてもらう」ものなのです（ｐ８７） ・カウンセリングには、話を聴いてほしい人、自分をわかってほしい人が来ます。自分をわかってほしいということは 　現状はわかってくれる人がいないということです（ｐ１２０）

こちらも、「１万円選書」の本。 就労促進相談員。という少し目新しい職業のお話。 こちらも、仕事に少し関係する本なので、 とても興味深く読むことが出来ました。 確かに、実際お仕事をしている方がみんな彼女のようなタイプではないと思いますが、 仕事への心がけとして、取り入れるべきアイデアがあり、 また、障がいを持つ方や、様々な家庭環境の方々への支援のお話は、 普段知らない業務を知るきっかけとなりました。