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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2014/09/01 |
JAN | 9784163901312 |
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水声
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商品レビュー
3.5
63件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
終始、穏やかで静かな語りに不穏な空気が混じる。この家族には一体何が隠されているんだろうと、耳を傾けるように読んだ。 今にも電池が切れる時計の針のように、ゆっくりとした危うい時を最後まで刻んでいた。それが思い出語りの、現在と過去を行き来する様子と重なって、パラパラと崩壊していく姿を見ているようだった。時系列もバラバラに語られるのに、身体にすうっと吸収されていくのが心地よかった。
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素敵な装丁に惹かれて。 時間がいったりきたりだけど、視点は主人公のままなのでわかりやすい。 テーマに対して、さらさらと綺麗な表現。 「人間は、人間であるかぎり、それほど違っちゃいないよ」
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『水声』読了。 ママとパパ、わたしと遼の4人が織りなす奇妙な家族の物語。 戦前から現在までの約70年の時系列を行ったり来たりするんだけど。 常に生活の中心にはママがいて。ママの死後もママのことを考える姉弟とパパ。 少しずつ明かされる4人の出自。 だけど全然それが変でもなく普通なところがいい。 4人とも、自分の気持ちを大事にしてる。 それが優しくてね。 読んでいて心地よかった。 平気で道徳に反しているけれども。 誰からも邪魔されてないってのがいい。 まるで世界から見捨てられたような。 だけど、ママは短命で生を終える。 悔しかっただろうな… でも、姉弟のその後を知らなくてよかったのかな。 久しぶりに川上弘美の本を読んだけど。 この季節に似合う本でした。 ビリー・アイリッシュの曲を流しながら最後は一気に読んじゃった。 2019.6.4(1回目)
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