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寄生虫なき病

モイセズベラスケス=マノフ【著】, 赤根洋子【訳】, 福岡伸一【解説】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2014/03/15
JAN 9784163900353

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商品レビュー

4.2

26件のお客様レビュー

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2023/08/24

☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆ https://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB15207218

Posted by ブクログ

2019/06/30

表紙のインパクトある写真にまず興味がそそられる。 著者の自らの人体実験は、知的探求心と自己のアレルギー疾患改善のためになされた行為で、既にその効果が報告されていたので、一概に無謀とは言いきれない。 著者はコロンビア大学卒のサイエンスジャーナリストということもあり、多くの文献や症例...

表紙のインパクトある写真にまず興味がそそられる。 著者の自らの人体実験は、知的探求心と自己のアレルギー疾患改善のためになされた行為で、既にその効果が報告されていたので、一概に無謀とは言いきれない。 著者はコロンビア大学卒のサイエンスジャーナリストということもあり、多くの文献や症例を取り寄せ、その驚異的な効果が偶然ではないことを帰納法的に証明しようとする。 寄生虫治療や糞便移植など、現代医学の公衆衛生学の観点からすればトンデモ療法に分類されてしまうのだろうが、人間本来のもつ免疫力はまさに自然と繋がった生活の中で発揮されうるものだという点は示唆に富む。 こうした本は、製薬会社にとってみれば禁書扱いされる運命なのだろうが、ワクチンや抗生物質重視の現代医療への盲目的な過信を改めるきっかけになりえる本です。 現代人の生活は、清潔や消毒、除菌などに偏重しすぎるあまり、本来備わっている人間と微生物(寄生虫、細菌、ウイルスなど)との共生を蔑ろにしてきた結果、多くの現代病(アレルギー疾患、炎症性腸炎疾患、膠原病など)を誘発してきた事実は謙虚に受け入れるべきです。 病気を治そうとして服用した抗生物質が、実は別の病気を悪化させる・・福岡伸一氏の解説も含め知的刺激に満ちた良書です!

Posted by ブクログ

2019/05/26

本書の結論が間違っているとは思わない。 体内の寄生生物の変化または減少によって生じると思われる疾患が多く見られるが、 だからといって無理やり人体に寄生虫を植え付けてもロクなことにはならないので、これからの予防学の発展に期待するしかない。 だが、アレルギーもガンもうつ病も肥満も糖...

本書の結論が間違っているとは思わない。 体内の寄生生物の変化または減少によって生じると思われる疾患が多く見られるが、 だからといって無理やり人体に寄生虫を植え付けてもロクなことにはならないので、これからの予防学の発展に期待するしかない。 だが、アレルギーもガンもうつ病も肥満も糖尿病も多発性硬化症も自閉症も喘息も心臓疾患も皮膚病も。 すべてが寄生虫の不足に原因があると看破されては、さすがに疑わしさの方が大きく印象に残ってしまう。 本書の450ページのほとんどは、自説の補強のためのあやしげな推測や無根拠な判断にあふれている。 『おそらく、これには遺伝子がある程度関わっているのだろう』 『おそらく、寄生虫は、こうした細菌を培養する物質を分泌するか、あるいは局所の免疫反応を直接変化させているのだろう』 『おそらく、人体には、生存を直接的に脅かす圧力が弱まると成長や生殖に回すエネルギーを増大させる仕組みが備わっているのだろう』 といった、専門知識を欠いた自説への強引な誘引。 『おそらく、高齢になってからの胃癌のリスクも前者のほうが低いものと思われる』 『多発性硬化症の症例も19世紀に入ってから増加したように思われる』 『欧米では過去百年間に成長の速度が着実に増してきているが、これはおそらく偶然の一致ではないだろう。』 のように、調査を深掘りしない性急な結論。 さらには、例えばアフリカゾウのヘルペスはアジアゾウにとっては致命的だとする事実に対して、『逆の場合も、多分結果は同じ』という、科学の原則を無視した無責任な意見まである。 「おそらく」や「だろう」を多用し、推測であることを明らかにするだけ、人を騙すつもりのニセ科学よりはまだ良心的であるのかもしれないが、気をつけて読まないと誤解してしまう可能性は大いにある。 この本は、多くの本と同様に、ただの一つの意見である。 本を読んだだけで知った気になるのは間違いだということを知らない人が読むには危険な一冊。

Posted by ブクログ

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