友だちのムスメさんにお借りしました。 ええ、私が読みたくてお借りしたんですが、何か！？ （なんで逆ギレ） イヤイヤ、私はけっこうなジュブナイル好きですけれども、これはすごいよね！ 青い鳥文庫、いいわぁ・・・！ そもそもこのシリーズは、一昨年あたりに小学校の図書室で見て 「すごいタイトルやし、すごいインパクトの蔵書があんねんな！」 と、思ったところから知りました。 それから読書からは離れていたんやけど、くだんの通り最近は無事読書もふっかつ。 そんな折に、友だちと夏休みの読書感想文の話になったときに 「うちの娘は『若おかみシリーズ』くらいしか読まない」（充分すぎると思うが・・・） と、彼女がいうたときに 「貸して」 と、お願いしたのでした。 イヤァこれが、あの若おかみシリーズか！ しかも友だちの娘さんが貸してくれたのは「スペシャル短編集」で、 「え、これ、本編読んでないけど、大丈夫？」 と、本気で聞きました。 本編を知らないのにスピンオフを読んでる感じするけど大丈夫！？ 娘さん曰く 「どこから読んでも話わかるし、大丈夫」 とのことやったけれども、いやいや、１話を読んですぐに図書館でシリーズ１作目をリクエストしましたよ。 確かにこれだけでも充分楽しめるけれども、１作目から順に読みたいわ！ 面白い！ 最近の小学生はこんな本を読むのかー。 結構難しいというか、ふつうの小説だと思う（すごいい失礼な言い草やけど）。 やはりジュブナイル、侮るなかれ・・・！ とりあえず気になるのはもちろん鳥居くん。 この子イケメンやのに、なんでおっこちゃんはアウトオブ眼中（死語）なの？ もしかして残念なイケメンなの？？ でもって、注釈に 「鳥居くんのお話は○巻で読めますヨ！」 と、わざわざ書いてくれてはるんやけど、それに加えてさらに 「○巻では鳥居くんの『黒性格』が明らかに！」 って、鳥居くん黒いんか・・・！！！ めっちゃ気になるがな・・・！！！ こういう（？）小学生ネタとか、女将修行ネタを真剣にやってくれたらほんまに面白いと思うけど、たぶん「魔界」がどうのこうののパラレルドタバタ設定もあるんやろうな～。 大人としてはそっちをメインに持ってこられるとさすがについていけない気もするけど、果たして本編はどうなんやろう。 またすごい長いシリーズ化してるんやね。 ちゃんと完結してるのも見事やと思うんで、いけるところまで読みたい。 (2015.09.12)

主人公「おっこ」は何でもひた向きに頑張る元気で明るい小学6年生。 訳あって温泉旅館の若おかみになるのですが、詳しい話は読んでからのお楽しみ。 個性豊かな人たちと関わりながら、困難に立ち向かっていく姿にはハラハラドキドキさせられます。 私は1巻を読みましたがこの先「おっこ」がどうなっていくのか気になります。 シリーズ物ですので、よければ合わせて読んでみて下さい。