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下ネタという概念が存在しない退屈な世界(5)
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下ネタという概念が存在しない退屈な世界(5)
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ネタバレ 第二幕開幕。下ネタの下品度はやや影を潜めるも、彼方此方に挿入される下ネタ強度は衰えない。その一方、本作はとうとう政治闘争色を強めていく。ここでの前提は、表現の自由の規制立法、特にそれが刑事罰を含む場合に、いかなる基準で適正さ(現行日本風なら、合憲性・憲法適合性)が判断されるべきかという問題意識。現行犯なのを傘に着て令状主義をものともしない官憲、恣意的な摘発や犯罪創出を誘発する規制内容など、全く良く考えられているモチーフである。◆かかる規制を揶揄し、20年代米国禁酒法の如く、誰も遵守したがらない描写に喝采。 また、そんな規制をものともしないで、局地的な作戦に没頭する主人公に感じるカタルシスも充分存在する。◇なのに、ラスト後に展開される新事実・新規制に唖然。しかも、そこで展開される規制理由としての立法事実の出鱈目さ(しかも、その出鱈目さが誰でも判るように工夫されているのがニクい)、出鱈目さが揶揄し、風刺することには唸ってしまった。◆焚書モノ、表現の自由規制モノの作品は多々あるが、こういうタイプのものは多くはないように思うんだが…。どうなんでしょうか
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気付けばこのシリーズももう5巻。よく続くなぁ、というのが正直な感想。1巻から買い続けている自分が言うのもなんだけど、ニッチで特異なこのシリーズは一定の人に愛されているのだろうw 単純保持禁止法が成立し、清麗指定都市内で強制捜査とデモがひっきりなしに起こる。まるで児ポ法成立時の騒...
気付けばこのシリーズももう5巻。よく続くなぁ、というのが正直な感想。1巻から買い続けている自分が言うのもなんだけど、ニッチで特異なこのシリーズは一定の人に愛されているのだろうw 単純保持禁止法が成立し、清麗指定都市内で強制捜査とデモがひっきりなしに起こる。まるで児ポ法成立時の騒ぎを見ているようだ。"SOX"は後ろ手にまわり、目の前の事態に対処しているうちに、最悪の法律が施行されてしまう。華城先輩とゆとりが狸吉を巡って三角関係を繰り広げているはずなのに、華城先輩の通常運行で流れるような下ネタ発言が、ラブコメな雰囲気を作らない。 ラブな展開になりそうでならなかった前巻より面白かったです。いい加減華城先輩はデレてもいいんじゃないですかね?
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もうすごいの一言しかないな…いろんな意味で。これをマン●化するとか、小学館は大丈夫か?(笑)雪原の蒼のセリフの9割方が下ネタだったと思うけど、こんなに連呼する人だったっけと思い返すも、あーそうだったかもとなぜか納得できてしまった。半体制側だから次から次へと難題が圧し掛かってくるけ...
もうすごいの一言しかないな…いろんな意味で。これをマン●化するとか、小学館は大丈夫か?(笑)雪原の蒼のセリフの9割方が下ネタだったと思うけど、こんなに連呼する人だったっけと思い返すも、あーそうだったかもとなぜか納得できてしまった。半体制側だから次から次へと難題が圧し掛かってくるけど、次は如何なる変態行為で切り抜けていくか楽しみでもあり、不安でもあります(笑)今回もラストのアレはかなり攻めてたけど次あるよね?(苦笑)
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