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落第坊主の履歴書
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落第坊主の履歴書
¥220
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商品レビュー
2.5
6件のお客様レビュー
「深い河」に出てきた神父は、遠藤周作が自身を重ね合わせたのでは? と思わせる内容だった。 正直なところ、クセが強すぎて全く共感できなかった…… あまり好きにはなれない。
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遠藤周作の生い立ちから作家になってからの感想を書いた作品です。 タイトルの落第坊主の教科書と書いてあるんですけども、 残念ながら遠藤さんは、まあ一般的なエリート家庭の中で育ってきてるところも結構あり、「そんなことを 落第なんて言ったって…」なんて思うところも結構ありました。 ただ...
遠藤周作の生い立ちから作家になってからの感想を書いた作品です。 タイトルの落第坊主の教科書と書いてあるんですけども、 残念ながら遠藤さんは、まあ一般的なエリート家庭の中で育ってきてるところも結構あり、「そんなことを 落第なんて言ったって…」なんて思うところも結構ありました。 ただ、遠藤さん自身の人柄を感じさせるようなエピソードも盛りだくさんで遠藤ファンにはたまらない 一冊だと思います。
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タイトルと表紙の写真のイメージも大きいんだろうけど、おもしろおかしくコメディタッチで書かれてて読みやすい。 他の著作で書いたから、と飛ばす箇所が何回かあったけど、そこが書いてある著作がどれなのか知りたい(笑) 宗教論、文学論もほとんどなく(まあそれは自伝っていうジャンルを意識して...
タイトルと表紙の写真のイメージも大きいんだろうけど、おもしろおかしくコメディタッチで書かれてて読みやすい。 他の著作で書いたから、と飛ばす箇所が何回かあったけど、そこが書いてある著作がどれなのか知りたい(笑) 宗教論、文学論もほとんどなく(まあそれは自伝っていうジャンルを意識してなのかもしれないけど)、印象的な出来事とその都度思ったことを順番に書いているかんじ。 自分を「落第坊主」で悪戯っ子と捉えて、それをそのまま維持してるかんじ。落第坊主であっても、愛されていたんだろうなってかんじの余裕というか。感じさせますな。 プライドとかぎらぎらしたものをほとんど感じさせないあたり、裕福な家の子というか、切迫した印象は受けない。 今まで読んだ「履歴書シリーズ」が円地文子と佐藤愛子で、両方女性であり、かつ絶望的状況に落ちて底から這い上がってきた2人だったからかもしれない。ぎらぎらせざるを得なかった2人との比較。
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