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紙コップのオリオン 思春期をうつしとるYAセレクション

市川朔久子【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2013/08/21
JAN 9784062184526

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商品レビュー

3.9

23件のお客様レビュー

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2023/12/26

中学2年生の論理。母は旅行に行ったきり帰ってこない。血のつながらない父とマイペースな妹となんとか切り盛りする日々。そんな時に学校の記念行事の実行委員をやらされることに。始めは嫌々ながらも、自分のアイデアで校庭にキャンドルで冬の星座を描くイベントが決まるとその準備に奮闘。委員仲間や...

中学2年生の論理。母は旅行に行ったきり帰ってこない。血のつながらない父とマイペースな妹となんとか切り盛りする日々。そんな時に学校の記念行事の実行委員をやらされることに。始めは嫌々ながらも、自分のアイデアで校庭にキャンドルで冬の星座を描くイベントが決まるとその準備に奮闘。委員仲間や家族と過ごす日々の中で論里は考えはじめる。 みんなそれぞれ優しくて、ちゃんと自分で考えてもがきながらもやれることややりたいことを信じてやっている。ひねくれてなくていい。真面目で優しくていい。シンプルにいいお話だった。子どもにもちゃんと勧められるな。  

Posted by ブクログ

2022/07/31

うわあ〜とてもいいお話だった。何かに真剣に打ち込むって素敵だな。みのりおばさんも、ましろのお母さんも良いことを言う。大切な人が居なくなってしまうのは「いつか」。でもそのいつかは突然やってくる。その突然を家族と乗り越えて、尚且つ学校行事でも周りと力を合わせて成功に持っていった論里の...

うわあ〜とてもいいお話だった。何かに真剣に打ち込むって素敵だな。みのりおばさんも、ましろのお母さんも良いことを言う。大切な人が居なくなってしまうのは「いつか」。でもそのいつかは突然やってくる。その突然を家族と乗り越えて、尚且つ学校行事でも周りと力を合わせて成功に持っていった論里の成長が素晴らしい。良い経験をしたね。中高生向けの本だけど、大人が読んでも読み応えがありました。

Posted by ブクログ

2020/12/29

序盤は、あまり物語に入り込めず、読むペースが遅かったのが、途中から面白くなってきて、最後には良い話だなあ、と思えました。 その理由を考えていると、私が主人公の「橘論里(ろんり)」の視点で読んでいたことに気付きました。 確かに、序盤の論里は、母のことや、父と妹の世話をしなければ...

序盤は、あまり物語に入り込めず、読むペースが遅かったのが、途中から面白くなってきて、最後には良い話だなあ、と思えました。 その理由を考えていると、私が主人公の「橘論里(ろんり)」の視点で読んでいたことに気付きました。 確かに、序盤の論里は、母のことや、父と妹の世話をしなければという生真面目なところもあって、何となく投げやり気味な雰囲気を、読んでいる私も感じ取り、やり切れない気分でいたのだと思う。 しかし、学校の創立二十周年記念行事イベントの実行委員の一人に選ばれた後に、何気に言った自らの考えを、本当に実現させたくて率先して動いている姿を見ていると、楽しそうな様子が文章から感じられて、それに周りも影響されて、最終的には素敵な思い出になっていく過程に、すごく納得させられました。青春っていいなあ、と。 最初は、あまりやる気のなかった委員の面々も、何をやればいいのかを明確にさせることで、効率的に行事の準備が進行するところには、意外にも、大人が読んで、ハッとさせられる点があるし、論里が三歳の頃に、母が結婚したお父さんと、その後に生まれた妹の「有里(あり)」との微妙な関係も丁寧に描いてあって、家族の在り方を考えさせられました。もちろん、母の真相についても。 また、他の登場人物については、論里の友達の名前のとおりの「元気」に、ぶっきらぼうだけど、良いところもある「大和」に、「進藤先輩」、「谷先生」と、個性的な面々で面白かったです。それから、「水原白(ましろ)」と論里の、静謐な心のやり取りにも注目ですよ。

Posted by ブクログ

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