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アール・ブリュットアート日本

保坂健二朗【監修】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社
発売年月日 2013/08/09
JAN 9784582620573

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商品レビュー

3.8

7件のお客様レビュー

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2022/07/21

保坂さんの最初の稿が特に勉強になった。日本のアール・ブリュットをずっと見てきた人だからこその意見も入っていて、読んでよかったと思った。 ただ、本の中の全てに同調できたわけではない。ちょっと神格化、あるいは陶酔しすぎじゃないのか?と思ったところもあった。 基本も発展も抑えている...

保坂さんの最初の稿が特に勉強になった。日本のアール・ブリュットをずっと見てきた人だからこその意見も入っていて、読んでよかったと思った。 ただ、本の中の全てに同調できたわけではない。ちょっと神格化、あるいは陶酔しすぎじゃないのか?と思ったところもあった。 基本も発展も抑えているし、なによりこの手の本の中では読みやすい印象だったので、日本のアール・ブリュットについて知りたい人にはおすすめしたい一冊になった。

Posted by ブクログ

2021/12/10

アール・ブリュットについて保坂健二郎朗監修で美術の分野、医療福祉、ジャーナリスト、思想家などからの視点で論じている。 1940年代ジャン・デュビュッフェによる収集と作品の展示が始まり、協会設立までされている。精神医学と芸術との課題共有についても詳細に論じている。アウトサイダー・ア...

アール・ブリュットについて保坂健二郎朗監修で美術の分野、医療福祉、ジャーナリスト、思想家などからの視点で論じている。 1940年代ジャン・デュビュッフェによる収集と作品の展示が始まり、協会設立までされている。精神医学と芸術との課題共有についても詳細に論じている。アウトサイダー・アートという言葉との比較も興味深い。 以前、アール・ブリュット展覧会を見た時に障害者の作品を見世物にしているような単純に感動するとはいいがたいもやもやとした違和感が生じ楽しめなかった。それが払しょくされたわけではないが、生まれた背景や欧米と日本との違い、可能性については視野が広がる体験となった。 覚書 描く側、見る側、双方に対する絵画の力 「自然のままの/生の/精製されていない/事実そのままの/野生の/原始的な」という多義的な意味を持つブリュット(保坂) 「美」の基準や真実は一つではなく、角度を変えれば全く異なる「知性」や「美」が発見できる。(嘉納) 「誰が発見するのか」ということが大事 批評や鑑賞の対象に足りうるのか、診断がその芸術作品と関係があるのか「症状としての芸術」 「表現者を演じる訓練を得ていない表現者」 倫理綱領(1)批評の禁止(2)鑑賞の禁止(3)診断の禁止(4)目撃し、関係せよ(斉藤) 「純粋」で、「切実」な行為や表現が「逸脱」した存在となったときに「芸術」(中村) 「人は何のために表現をするのか」「この表現はこの人にとって何なのか」 「造形表現をすること」への動機が「自分を保つこと、守ること」「自分を残すこと、存在を証明すること」(はた) 「支える」という行為がいかに大事か 作家を支えるシステム テオの場合は、画商という職業において糧を得つつ、そこで得た利益を兄ゴッホに還元している(保坂)

Posted by ブクログ

2018/07/05

二年前に アドルフ・ヴェルフル展に 寄せてもらった時の 難解であるのに心惹かれる 不思議な感じを持ったことが 蘇ってきた 自分の中の アール・ブリュットが 心地よく刺激され 心地よく整理された そんな気がする 一冊です

Posted by ブクログ

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