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群れは意識をもつ 個の自由と集団の秩序 PHPサイエンス・ワールド新書

郡司ペギオ-幸夫【著】

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 PHP研究所
発売年月日 2013/07/20
JAN 9784569809502

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商品レビュー

2.8

10件のお客様レビュー

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2019/08/19

モノ(個体)とコト(群れ)と解釈することによって、どのように生物が集団での動きを統制しているのか、というのが素人なりにもそれなりに理解できた一冊。あと生き物にとっての「我慢」とはなにか? というあたりもおもしろい。 あとこの我慢についての解説で、受動・能動の関係を統合したものを...

モノ(個体)とコト(群れ)と解釈することによって、どのように生物が集団での動きを統制しているのか、というのが素人なりにもそれなりに理解できた一冊。あと生き物にとっての「我慢」とはなにか? というあたりもおもしろい。 あとこの我慢についての解説で、受動・能動の関係を統合したものを「受動的能動性」として、ダチョウ倶楽部の熱湯風呂コントの「どうぞどうぞ」で説明しているのだけど、ここがちょっとわかりにくかった。 受動・能動を区別しないという考えはわかるのだけど、そもそも生物における受動がこれまでどのように定義されてきたのかというのが、自分はよくわかっていないからかもしれない。 「受動的能動性」をバークリー『受動的服従』なんかと絡めて受動・能動について考えるとおもしろそうには感じたけど。 群れとは、ただ個体が集合した「もの」ではなく、群れは群れでしかないのだなという感じ。 その「群れ」はなんだかよくわからないが社会性みたいなものが存在していてかなり複雑なんだな、やっぱりよくわからないな、というのはよくわかった。

Posted by ブクログ

2018/11/05

毎日新聞の養老孟司書評によると「わかりにくい本を書く著者だったが、今回の著作はみごとにわかりやすくなっている。」とのコトだが、これまでの著作はホントに難しかったのだろうな。 群れがまるでひとつの生き物みたいに動くメカニズムを、実際の動物の群れを観察したり、コンピューター上でシミ...

毎日新聞の養老孟司書評によると「わかりにくい本を書く著者だったが、今回の著作はみごとにわかりやすくなっている。」とのコトだが、これまでの著作はホントに難しかったのだろうな。 群れがまるでひとつの生き物みたいに動くメカニズムを、実際の動物の群れを観察したり、コンピューター上でシミュレーションしたりして研究するわけだが、そんな研究をする問題意識の根底では「個体-群れ」の関係を「脳細胞-意識」になぞらえている。 群れをシミュレートしてみたモデルとして、バード・アンドロイドをもじった「ボイド」というやつがある。各個体は、周囲の個体の動きを観察して?衝突回避?速度(方向含む)平均化?群れ誘引といった原則で群れとして動く。これが著者にとってはつまらなく感じられ、「ダチョウ倶楽部」モデルを考え出す。これは、みんなが行こうとしているところに行きたがる、というちょっと複雑なモデル。個体に群れへの同調性みたいなロジックを仕込まないところがミソだとか。 さらにはカニの群れを使って時計や計算機を作ろうとしたりするのだが、段々と何をやっているのか訳が分からなくなってくる所も。すごく大事で難しいことをやっている気もするが、大したことないことを殊更むずかしく研究している気すらする。いやまあ難しい。 しかし西表島でカニの群れを観察する仕事って、なんだか憧れてしまうな。

Posted by ブクログ

2014/09/25

郡司さんの本は何冊か買って読もうとしたけれど、結局最後まで読んだのは本書が初めて。とは言っても、この本についても、おそらく1割くらいしか理解していない。それでも、所々で理解できるところがあるから何とか最後まで読めた。他の本は、数十ページも読めばあとは全く理解できない。しかし、何か...

郡司さんの本は何冊か買って読もうとしたけれど、結局最後まで読んだのは本書が初めて。とは言っても、この本についても、おそらく1割くらいしか理解していない。それでも、所々で理解できるところがあるから何とか最後まで読めた。他の本は、数十ページも読めばあとは全く理解できない。しかし、何か重要そうなことが書いてあるようで、つい買ってしまう。たしか、養老先生も同じようなことを書かれていた。本書の中にもいかにも哲学的な話が多いが、ミナミコメツキガニの実験の写真とかを見ていると、なんとなく原始的な感じでちょっと微笑ましい。群れのシミュレーションについては動画でないとなかなかイメージしづらい。あとがきでは「ネットを見てくれ」と書かれているが見つけられていない。ところで、文書ボイドとはいったい何なのか。なぜ、文書なのか。面白そうと言えば、面白そうなのだが、どこからその発想が出てくるのか。本書を読んでいる間は、この「文書ボイド」ということばがなぜか頭から離れなかった。それから、ダチョウ倶楽部の受動的能動とかいう話。私自身も以前、積極的な受動ということを考えていたことがあり、興味を持って読んだ。しかし、他に良い例がなかったのだろうか? ちなみに、このペギオという名前、何か相当意味があるものと思っていたのだけれど、単なる思い付きとか。なあんだ。

Posted by ブクログ

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